ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧

霊的直感を研ぎ澄ます(その3)

それでは、どのようにして思いを一新すればよいのでしょうか。一つは、主の臨在の中で主と交わることです。また主から語られたことに従うことです。そして御言葉を学び、神の考え方を受け入れることです。これら3つの要素によって、私たちの思いは、主の御…

服従と従順(前半)

●服従と従順 服従(subjection)と従順(obedience)の違いは何でしょうか。服従は心の姿勢です。そして従順は行いです。服従は絶対的ですが、従順は相対的です。服従は無条件ですが、従順は条件付です。服従は内側の問題ですが、従順は外側のことです。 神…

霊的直感を研ぎ澄ます(その2)

創造物である私たちは、一定の思考形態を持っています。世の中で形成された論理を持っています。しかし主の思いは、人の思いと異なります。事実、主の思いはこの世の考えと相対しています。 それでも私たちが思いを一新するなら、主が考えるように考えはじめ…

権威に関する神の思い

こんにちのキリスト教界において、権威の誤用・乱用が多くの問題を引き起こしています。これは、権威に関する私たちの聖書理解が間違っているからだと思います。 ある本を読んでいて、権威に関してとても良い洞察が書かれていたので、ご紹介したいと思います…

霊的直感を研ぎ澄ます(その1)

●霊的直感を研ぎ澄ます 神の倫理的御心を知るために役立つ箇所が、新約聖書の中に3箇所あります。それらの箇所を調べると、とても役に立つ教えを見つけることができます。最初の箇所はローマ12:1~2です。 「そういうわけですから、兄弟たち。私は、神…

自己批判

久しぶりにハウスチャーチ・レポートを書きます。 今回は、一昨日の集会の内容に関して、自己批判しようと思います。 ●失敗 分かち合いの時間に、ある姉妹が直面している困難に関して、みんなで語り始めました。 長い話をはしょって言うと、私たちは善意から…

集会のあり方と人数

集会のあり方と人数 新約聖書を見ると、初期の教会の集会のやり方は、こんにちの教会の場合とかなり違うことがわかります。またこんにち、教会は人数が多いほうが良い、優れているという既成概念があるように思いますが、初期の教会においてはどうだったので…

御心かどうかを判断する方法について

●外的導き 神の倫理的御心に関しては、客観的な基準もあります。私たちの内側におられる御霊の霊感によって書かれた聖書こそ、神の倫理的御心を表す客観的な基準です(競謄皀藤魁В隠供法しかし聖書は単なる正典以上のものです。 聖書は、筆記者たちによって…

サボリ

最近、ハウスチャーチ・レポートをサボり続けています。 しかし主がよきレポーターを起こしてくださったようなので、下記のブログをご覧いただけるとよいかと思います。ハウスチャーチの仲間である緑茶姉が良きレポートを書いてくださっています。 http://bl…

内なる発見(後半)

神の倫理の律法は、みなさんの心と思いに書き付けられました。聖霊は、みなさんの内側の一番深いところに住んでおられます。あなたの内側で、これこれのことがしたいという霊的な衝動や促し、また霊的な直感が働くのはそのためです。 あなたが主を知れば知る…

コメントへの応答 その2

●後半のコメントの内容 ところで、聖書ではキリストが聖職位階を作ったようです。キリストは聖職者と信徒を区別し(ヨハネ17・20)、12人や72人を選びます。使徒(マタ28・19)、特にペトロには信徒と聖職者の司牧を命じます(ヨハ21)。 「他者の信仰を支配・・…

コメントへの応答 その1

●コメントの内容 はじめまして。カトリックの一信者です。教会アナーキズム的お立場からの職制批判、興味深く拝読しました。プロテスタントでは「牧師は偉い」から従うという「上下関係」があるのですか? カトリックでは司祭の権能は当人の人格とは無関係で…

万人祭司と霊的成長

「万人祭司」(The Priesthood of All Believers by Milt Rodriguez)を読んでいて、よいと思った箇所があるので、また抜粋したいと思います。同書P48~P49より。 使徒13:1~3 さて、アンテオケには、そこにある教会に、バルナバ、ニゲルと呼ばれる…

内なる発見

●内なる発見 旧約聖書では、倫理的な御心に関して、神は事細かに文章化されました。イスラエルの律法には613の規定があり、人々の生活はそれらによって規定されていました。旧約のイスラエル人は、何を着るか、どのようなものを食べるか、どのように家を建て…

イエスの教えと職制の矛盾

イエスの言葉と職制の矛盾 「しかし、あなたがたは先生と呼ばれてはいけません。あなたがたの教師はただひとりしかなく、あなたがたはみな兄弟だからです。」 マタイ23:8 前回の日記では、職制が聖書から出た概念かどうかを考察しました。今回は、聖書の…

職制

職制 こんにちキリスト教界において、職制という概念が採用されています。使徒、預言者、伝道者、牧師、教師、長老、監督、執事などを「職」あるいは「職務」という概念で考えるものです。この概念が本当に聖書的かどうかを考えたいと思います。 ●エペソ4:…

万人祭司4 クリスチャンはみな奉仕者

万人祭司4 クリスチャンはみな奉仕者 万人祭司をはじめに唱えたルターは言いました。クリスチャンは誰でも「洗礼を授け、ミサを献げ、罪のゆるしを宣言し、説教する」ことができると。(参照:いのちのことば社刊「新キリスト教辞典」P1058。)このように…

万人祭司3 イスラエルから教会へ

万人祭司3 イスラエルから教会へ (これは翻訳ではなく、私、ダビデの考察です。) 主は、神の民に祭司の務めを果たさせることに強い思い入れを持っておられます。はじめ神は、イスラエルの民に祭司の召しを担わせようとしました。しかし、イスラエルの民は…

園を訪れる

●園を訪れる 私と一緒に、ある園を訪れてみましょう。エデンという美しい園に、たったいま神が人間を造り出したところです。神はアダムに次のように言いました。 あなたは、園のどの木からでも思いのまま食べてよい。しかし、善悪の知識の木からは取って食べ…