ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

血を吸う剣 黙示録1:16

ワードスタディーです。 黙示録1:13~16 それらの燭台の真中には、足までたれた衣を着て、胸に金の帯を締めた、人の子のような方が見えた。 その頭と髪の毛は、白い羊毛のように、また雪のように白く、その目は、燃える炎のようであった。 その足は、炉で精…

「御霊に感じる」の意味 黙示録1:10

ワードスタディーです。 黙示録1:10~11 私は、主の日に御霊に感じ、私のうしろにラッパの音のような大きな声を聞いた。 その声はこう言った。「あなたの見ることを巻き物にしるして、七つの教会、すなわち、エペソ、スミルナ、ペルガモ、テアテラ、サルデ…

献金は神への礼拝だろうか?

次のようなご質問をいただきました。 私の行っている教会では、献金する事は、礼拝の一部であり、 賛美だけではなく、献金は神に対する礼拝だと言っています。 献金は確かに喜んで心で定めた金額を納める事は良いと思いますが、礼拝だと言われると違和感が…

神の理由 黙示録1:9

黙示録1:9 私ヨハネは、あなたがたの兄弟であり、あなたがたとともにイエスにある苦難と御国と忍耐とにあずかっている者であって、神のことばとイエスのあかしとのゆえに、パトモスという島にいた。 ●イエスの中で共有できるもの 9節に、「ともに・・・に…

「雲を引き連れて来られる方」 黙示録1:6~8

黙示録1:6 また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である。キリストに栄光と力とが、とこしえにあるように。アーメン。 6節を説明するために、5:10を見たいと思います。 私たちの神のために、この人々を王国とし、祭司…

パウロの嘆きの解釈 ローマ7:14~25 後半

後半です。 ●前後の脈絡1 7章後半で、パウロが新生後の自分を嘆いていたとすると、 新生した人が罪との闘いの中に置かれる恐れがあったことを示唆する箇所が、 7章の前か後ろにあるずです。 以下の箇所は、それに当たります。 ローマ6:11~14 このように、…

パウロの嘆きの解釈 ローマ7:14~25 前半

この箇所は、聖書注解者の間でも見解が分かれており、 ある人は新生したパウロの嘆きだと解釈し、他の人は新生以前だと解釈しています。 新生後の嘆きであるなら、パウロにも罪との闘いがあったことになり、 新生以前の嘆きであるなら、パウロは聖人のような…

「聖徒」の意味 1コリント1:2

私たちクリスチャンは、聖書の中で「聖徒」と呼ばれています。 ですから私たちが「聖徒」であることに間違いはありません。 しかし重要なのは、「聖徒」という言葉の意味を正しく理解することです。 もし「聖徒」という言葉の意味を誤解しているなら、 クリ…

死者から最初に生まれた者 黙示録1:5

5節のワードスタディーです。 黙示録1:5 また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストから、恵みと平安が、あなたがたにあるように。イエス・キリストは私たちを愛して、その血によって私たちを罪か…

神の自己啓示 詩篇19篇

詩篇19:1~6 天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。 昼は昼へ、話を伝え、夜は夜へ、知識を示す。 話もなく、ことばもなく、その声も聞かれない。 しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた。神はそこに…

ねこ日記 誕生祝とベランダのネット

昨年の12月、私は2匹の仔猫を保護しました。 その仔たちの里親さんから今日お知らせが届きましたので、 みなさんと分かち合いたいと思います。 ①里親さんが、仔猫たちの誕生日を祝ってくださいました。 ②また里親さんは猫たちのために、 ワンルームマンシ…

「七つの霊」の正体 黙示録1:4

黙示録1:4~6 ヨハネから、アジヤにある七つの教会へ。常にいまし、昔いまし、後に来られる方から、 また、その御座の前におられる七つの御霊から、 また、忠実な証人、死者の中から最初によみがえられた方、地上の王たちの支配者であるイエス・キリストか…

敵からの解放 詩篇18篇 後半

詩篇18:16~21 主は、いと高き所から御手を伸べて私を捕え、私を大水から引き上げられた。 主は私の強い敵と、私を憎む者とから私を救い出された。彼らは私より強かったから。 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かった。だが、主は私のささえであった。 主…

黙示録と今日与えられる啓示の違い 黙示録1:1~3

黙示録1:1 イエス・キリストの黙示。これは、すぐに起こるはずの事をそのしもべたちに示すため、神がキリストにお与えになったものである。そしてキリストは、その御使いを遣わして、これをしもべヨハネにお告げになった。 「黙示」はアポカリュプシスとい…

【短編】神の馬車とは? 詩篇18篇 その2

10節には、主が「ケルブに乗って」飛ぶと書かれています。 私はこの部分が面白かったので、少し調べてみました。 詩篇18:4~10 死の綱は私を取り巻き、滅びの川は、私を恐れさせた。 よみの綱は私を取り囲み、死のわなは私に立ち向かった。 私は苦しみの中に…

ヨハネの言う「偶像」とは何か? 1ヨハネ5:21

この箇所は、一見唐突に思える内容です。 なぜ突然「偶像」の話をし始めるのか? という印象が読者にはあるはずです。 これについて考えてみました。 1ヨハネ5:18~21 神によって生まれた者はだれも罪の中に生きないことを、私たちは知っています。神から生…

ダビデの救い主=私たちの救い主 詩篇18篇

詩篇18:1~3 彼はこう言った。主、わが力。私は、あなたを慕います。 主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。 ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。 この詩篇の説…

聞かれた祈り 1ヨハネ5:15

説明が少しくどいかもしれませんが、敢えてこだわってみました。 1ヨハネ5:15 私たちの願う事を神が聞いてくださると知れば、神に願ったその事は、すでにかなえられたと知るのです。 説明1 「神が聞いてくださると知れば」の部分には、 英語の「if/もし~…

神の介入を求める祈り 詩篇17篇 後半

詩篇17:6 神よ。私はあなたを呼び求めました。あなたは私に答えてくださるからです。耳を傾けて、私の申し上げることを聞いてください。 Cambridge Bible for Schools and Collegesによると、 6節の原文の冒頭には、「私/アニー」が余分についています。 …

水と血によって来られた方とは? 1ヨハネ5:6~8

水と血の意味について考えます。 1ヨハネ5:6~8 このイエス・キリストは、水と血とによって来られた方です。ただ水によってだけでなく、水と血とによって来られたのです。そして、あかしをする方は御霊です。御霊は真理だからです。あかしするものが三つあ…

主の足跡を辿った男 詩篇17篇 前半

詩篇17:1~5 主よ。聞いてください、正しい訴えを。耳に留めてください、私の叫びを。耳に入れてください、欺きのくちびるからでない私の祈りを。 私のためのさばきが御前から出て、公正に御目が注がれますように。 あなたは私の心を調べ、夜、私を問いただ…

世に打ち勝っていこう! 1ヨハネ5:3~4

ヨハネが、世に打ち勝つ秘訣を語ります。 1ヨハネ5:3~4 神を愛するとは、神の命令を守ることです。その命令は重荷とはなりません。 なぜなら、神によって生まれた者はみな、世に勝つからです。私たちの信仰、これこそ、世に打ち勝った勝利です。 最初の「…

助言を与え道を示してくださる主 詩篇16篇 後半

詩篇16:6~11 6 測り綱は、私の好む所に落ちた。 まことに、私への、すばらしいゆずりの地だ。 7 私は助言を下さった主をほめたたえる。 まことに、夜になると、私の心が私に教える。 8 私はいつも、私の前に主を置いた。 主が私の右におられるので、私はゆ…

兄弟姉妹の正しい愛し方とは? 1ヨハネ5:1~2

愛の伝道者ヨハネによる、愛の講義その2です。 1ヨハネ5:1 イエスがキリストであると信じる者はだれでも、神によって生まれたのです。生んでくださった方を愛する者はだれでも、その方によって生まれた者をも愛します。 1節は、救いに至る信仰について述…

主は私の相続地 詩篇16篇 前半

詩篇16:1~5 ダビデのミクタム 1 神よ。私をお守りください。私は、あなたに身を避けます。 2 私は、主に申し上げました。 「あなたこそ、私の主。私の幸いは、あなたのほかにはありません。」 3 地にある聖徒たちには威厳があり、私の喜びはすべて、彼ら…

【短編】まだ見たことのない神 1ヨハネ4:20

些細な違いですが、一応ご説明します。 1ヨハネ4:20 神を愛すると言いながら兄弟を憎んでいるなら、その人は偽り者です。目に見える兄弟を愛していない者に、目に見えない神を愛することはできません。 新改訳や新共同訳は、「目に見える兄弟」「目に見え…

「ヤーウェの客」とは何者か? 詩篇15篇

詩篇15:1~5 主よ。だれが、あなたの幕屋に宿るのでしょうか。だれが、あなたの聖なる山に住むのでしょうか。 正しく歩み、義を行ない、心の中の真実を語る人。 その人は、舌をもってそしらず、友人に悪を行なわず、隣人への非難を口にしない。 神に捨てら…

恐れを締め出す愛とは? 1ヨハネ4:18

愛の伝道者ヨハネによる、愛の講義です。 1ヨハネ4:16~18 16 私たちは、私たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにいる者は神のうちにおり、神もその人のうちにおられます。 17 このことによって、愛が私たちにおいても完全な…

堕落した人類とその救い 詩篇14

詩篇14:1~7 愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行なっている。善を行なう者はいない。 主は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。 彼らはみな、離れて…

「キリストと同じような者」とは? 1ヨハネ4:17

わかるようで、わかりにくい箇所について考えます。 1ヨハネ4:16~17 私たちは、私たちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。愛のうちにいる者は神のうちにおり、神もその人のうちにおられます。 このことによって、愛が私たちにおいても…