ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

詩篇

神の自己啓示 詩篇19篇

詩篇19:1~6 天は神の栄光を語り告げ、大空は御手のわざを告げ知らせる。 昼は昼へ、話を伝え、夜は夜へ、知識を示す。 話もなく、ことばもなく、その声も聞かれない。 しかし、その呼び声は全地に響き渡り、そのことばは、地の果てまで届いた。神はそこに…

敵からの解放 詩篇18篇 後半

詩篇18:16~21 主は、いと高き所から御手を伸べて私を捕え、私を大水から引き上げられた。 主は私の強い敵と、私を憎む者とから私を救い出された。彼らは私より強かったから。 彼らは私のわざわいの日に私に立ち向かった。だが、主は私のささえであった。 主…

【短編】神の馬車とは? 詩篇18篇 その2

10節には、主が「ケルブに乗って」飛ぶと書かれています。 私はこの部分が面白かったので、少し調べてみました。 詩篇18:4~10 死の綱は私を取り巻き、滅びの川は、私を恐れさせた。 よみの綱は私を取り囲み、死のわなは私に立ち向かった。 私は苦しみの中に…

ダビデの救い主=私たちの救い主 詩篇18篇

詩篇18:1~3 彼はこう言った。主、わが力。私は、あなたを慕います。 主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。 ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。 この詩篇の説…

神の介入を求める祈り 詩篇17篇 後半

詩篇17:6 神よ。私はあなたを呼び求めました。あなたは私に答えてくださるからです。耳を傾けて、私の申し上げることを聞いてください。 Cambridge Bible for Schools and Collegesによると、 6節の原文の冒頭には、「私/アニー」が余分についています。 …

主の足跡を辿った男 詩篇17篇 前半

詩篇17:1~5 主よ。聞いてください、正しい訴えを。耳に留めてください、私の叫びを。耳に入れてください、欺きのくちびるからでない私の祈りを。 私のためのさばきが御前から出て、公正に御目が注がれますように。 あなたは私の心を調べ、夜、私を問いただ…

助言を与え道を示してくださる主 詩篇16篇 後半

詩篇16:6~11 6 測り綱は、私の好む所に落ちた。 まことに、私への、すばらしいゆずりの地だ。 7 私は助言を下さった主をほめたたえる。 まことに、夜になると、私の心が私に教える。 8 私はいつも、私の前に主を置いた。 主が私の右におられるので、私はゆ…

主は私の相続地 詩篇16篇 前半

詩篇16:1~5 ダビデのミクタム 1 神よ。私をお守りください。私は、あなたに身を避けます。 2 私は、主に申し上げました。 「あなたこそ、私の主。私の幸いは、あなたのほかにはありません。」 3 地にある聖徒たちには威厳があり、私の喜びはすべて、彼ら…

「ヤーウェの客」とは何者か? 詩篇15篇

詩篇15:1~5 主よ。だれが、あなたの幕屋に宿るのでしょうか。だれが、あなたの聖なる山に住むのでしょうか。 正しく歩み、義を行ない、心の中の真実を語る人。 その人は、舌をもってそしらず、友人に悪を行なわず、隣人への非難を口にしない。 神に捨てら…

堕落した人類とその救い 詩篇14

詩篇14:1~7 愚か者は心の中で、「神はいない。」と言っている。彼らは腐っており、忌まわしい事を行なっている。善を行なう者はいない。 主は天から人の子らを見おろして、神を尋ね求める、悟りのある者がいるかどうかをご覧になった。 彼らはみな、離れて…

神のヘセッドに信頼する 詩篇13篇

詩篇13篇 主よ。いつまでですか。あなたは私を永久にお忘れになるのですか。いつまで御顔を私からお隠しになるのですか。 いつまで私は自分のたましいのうちで思い計らなければならないのでしょう。私の心には、一日中、悲しみがあります。いつまで敵が私の…

信仰による告白 詩篇12篇

詩篇12:1~8 主よ。お救いください。聖徒はあとを絶ち、誠実な人は人の子らの中から消え去りました。 人は互いにうそを話し、へつらいのくちびると、二心で話します。 主が、へつらいのくちびると傲慢の舌とを、ことごとく断ち切ってくださいますように。 …

主の御顔を仰ぎ見る 詩篇11篇

ダビデのように、いかなるときも主を仰ぎ見る信仰が欲しい! 詩篇11:1~23 主に私は身を避ける。どうして、あなたたちは私のたましいに言うのか。 「鳥のように、おまえたちの山に飛んで行け。それ、見よ。悪者どもが弓を張り、弦に矢をつがえ、暗やみで心…

試練の中にいる兄弟姉妹のために 詩篇10篇

詩篇10:1 主よ。なぜ、あなたは遠く離れてお立ちなのですか。苦しみのときに、なぜ、身を隠されるのですか。 「苦しみ」に当たる言葉を調べたところ、「逆境」という意味でした。 しばらく逆境の中に置かれることが、ダビデ王にもあったようです。 私たちと…

至高神が味方してくださる 詩篇9篇

詩篇9:1~2 私は心を尽くして主に感謝します。あなたの奇しいわざを余すことなく語り告げます。 私は、あなたを喜び、誇ります。いと高き方よ。あなたの御名をほめ歌います。 ヘブル語辞典によると、「いと高き方」に当たるヘブル語はエルヨーンといいます…

驚くべき計画 詩篇8篇 その2

主のご計画に思いを馳せ、ご一緒に感動できれば幸いです。 詩篇8:3 あなたの指のわざである天を見、あなたが整えられた月や星を見ますのに、 詩篇8篇をもとにして作られた讃美歌には、 「How Great Thou Art/輝く日を仰ぐとき」もあります。 少しアレンジ…

賛美は敵を滅ぼす! 詩篇8篇

ダビデは、被造物とおして神の偉大さをイメージしています。 詩篇8:1~2 私たちの主、主よ。あなたの御名は全地にわたり、なんと力強いことでしょう。あなたはご威光を天に置かれました。 あなたは幼子と乳飲み子たちの口によって、力を打ち建てられました…

神はわたしの盾 詩篇7篇

詩篇7:10~13 私の盾は神にあり、神は心の直ぐな人を救われる。 神は正しい審判者、日々、怒る神。 悔い改めない者には剣をとぎ、弓を張って、ねらいを定め、 その者に向かって、死の武器を構え、矢を燃える矢とされる。 「私の盾は神にあり」という訳は、…

痛悔の詩篇 詩篇6篇

詩篇6:1~4 主よ。御怒りで私を責めないでください。激しい憤りで私を懲らしめないでください。 主よ。私をあわれんでください。私は衰えております。主よ。私をいやしてください。私の骨は恐れおののいています。 私のたましいはただ、恐れおののいていま…

人の心と破壊 詩篇5:9

詩篇のワードスタディーです。 ●破壊の出所 詩篇5:9 彼らの口には真実がなく、その心には破滅があるのです。彼らののどは、開いた墓で、彼らはその舌でへつらいを言うのです。 9節に「その心には破滅がある」とあります。 「破滅」と訳されている言葉の原…

契約の愛「ヘセッド」 詩篇5篇

旧約聖書に流れている「契約の愛」について学びます。 ●恵み=ヘセッド 7節 しかし、私は、豊かな恵みによって、あなたの家に行き、あなたを恐れつつ、あなたの聖なる宮に向かってひれ伏します。 「恵み」と訳されているのは「ヘセッド」という言葉です。 …

朝明けに、主を持ち望むダビデ王の祈り 詩篇5篇

Give ear to my words O Lord Consider my meditation Harken unto the voice of my cry My King and my God For unto Thee will I pray My voice shalt Thou hear in the morning O Lord in the morning Will I direct my prayer Unto Thee and will look …

私の義である神 詩篇4篇

ダビデ王の信仰から学びます。 詩篇4:1~2 私が呼ぶとき、答えてください。私の義なる神。あなたは、私の苦しみのときにゆとりを与えてくださいました。私をあわれみ、私の祈りを聞いてください。 人の子たちよ。いつまでわたしの栄光をはずかしめ、むなしい…

呼ばわる者に答えてくださる主 詩篇3篇

詩篇3:1~4 主よ。なんと私の敵がふえてきたことでしょう。私に立ち向かう者が多くいます。 多くの者が私のたましいのことを言っています。「彼に神の救いはない。」と。セラ しかし、主よ。あなたは私の回りを囲む盾、私の栄光、そして私のかしらを高く上…

代表的な「メシア詩篇」 詩篇2篇

今日の箇所は、新約聖書のいろいろな箇所に引用されているメシア詩篇です。 ●1節~6節 詩篇2:1~6 2:1なぜ国々は騒ぎ立ち、国民はむなしくつぶやくのか。 2:2 地の王たちは立ち構え、治める者たちは相ともに集まり、主と、主に油をそそがれた者とに逆らう…

主への愛と霊的な実 詩篇1篇

いつもとは違う、随想的な日記です。 詩篇1:1~6 幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざける者の座に着かなかった、その人。 まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼も夜もそのおしえを口ずさむ。 その人は、水路のそばに植…