ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

教会は天使の学校だ! エペソ3:10

天使たちは、私たち教会を観察することにより、 人類の贖いに関する神の知恵(奥義)を学んでいる、というお話です。 ●支配と権威とは? エペソ3:10~11 これは、今、天にある支配と権威とに対して、教会を通して、神の豊かな知恵が示されるためであって、…

【ミニ投稿】パウロと共闘した女性たち ピリピ4:3

パウロとチームを作るような形で、福音のために闘う女性がいた、というお話です。 ●ユオディアとスントゥヘ ピリピ4:2 ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください。 ユオディア:「成功した旅」または「よい香りの…

パウロのこだわり エペソ2:4~7

パウロが余りにもこだわっているので書かざるを得ない、そんな内容です。 ●こだわり1 神と人の比較対照 エペソ2:4~7(岩波翻訳委員会訳) しかし神は、憐れみに富んでいるために、私たちを愛したその絶大な愛のゆえに、もろもろの過ちのために死んでいた…

【ミニ投稿】くどいようだがまたエペソ エペソ2:1~3

エペソ2:1~3の、原文の構造に関するお話です。 ●読者を引きつける書き方 エペソ2:1~3ですが、原文では1節の冒頭が、 英語でいうところの「be動詞の分詞」(you being・・・)ではじまっており、 3節までが一文ですが、文章としては完結しないままで終…

訳出されていない「恵み」の対照語とは? エペソ2:3

エペソ2:3には、パウロが「恵み」の対照語として使っているにもかかわらず 訳出されていない言葉がありました。 ●生来の(霊的)性質 エペソ2:3 私たちもみな、かつては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行ない、ほか…

【ミニ投稿】ひそかにマリアをうらやんでいませんでしたか? エペソ1:6

実は私たちも、マリアと同じ恵みを受けていた! そんなお話です。 ●私たちも「恵まれた方」 ルカ1:28 御使いは、はいって来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」 私たちの多くは、上の箇所で「恵まれた方」と…

未信者を聖餐式に預からせてもよいのだろうか?

次のようなご質問をいただきましたので、お答えします。 主の晩餐について伺いたいのです。昨年、転会した教会(・・・系)では、主の晩餐がフルオープンになっておりまして、クリスチャンでなくともすべて教会に来られた時点で主に招かれた方がたであると…

【付録】神はアダムに肉声で語っていた

「地の果てまで福音を」への協賛記事を読まれた同ブログ主の姉妹から、 気づくところがあったとおっしゃっていただけました。 ゆえに協賛記事はもう書きませんが、 思い出したエピソードがあるので付録として書いておこうと思います。 ●米国人牧師の誤解 知…

これはスゴイ! 13歳のクリスチャン少女ローラちゃん

アメリカのタレント発掘ショウの動画です。 カリスマニューズによると、 この少女は、ルーマニア・ペンテコステ教会に通うクリスチャン。 この賜物はスゴイ! 彼女のステージは2:00~ 受賞の瞬間もお見逃しなく!6:00~ エペソ2:10(岩波翻訳委員会訳) …

【ミニ投稿】聖霊は遺産相続の前払い分 エペソ1:14

聖霊にはいろいろな役割がありますが、遺産相続の前払いという役割もあります。 ●聖霊=遺産相続の前払い分 エペソ1:14 聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証であられます。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです。 この…

未信者の内面は神に敵対している【地の果てまで協賛記事】

前回の記事で、人の意志は罪の影響のゆえに「神を求めない」(ローマ3:11)ということを述べました。 それゆえ、父なる神による「引き寄せ」がない限り、誰一人としてキリストと出会うことができません(ヨハネ6:44)。 この記事では、未信者の霊的状況を…

【超短編】神から選ばれたことの意味 エペソ1:4

神に選んでもらえた喜びを、ギリシャ語の観点から堪能したいと思います。 ●「選ぶ」の意味 エペソ1:4 (新共同訳) 天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、御自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました。 この聖…

人間の自由意志に対する罪の影響【地の果てまで協賛記事】

この記事は、聖書の真理を探究するという点で、 「地の果てまで福音を」に協賛するものです。 ただし、当該ブログ主様がどのような結論に達するかは未知数です。 ●知・情・意に対する罪の影響 創世記6:5(新共同訳) 主は、地上に人の悪が増し、常に悪いこ…

【ミニ投稿】「ちょうどよい時」カイロス ガラテヤ6:9、10

新改訳をお使いの方にはおもしろいかも。 ●「ちょうどよい時/機会」 ガラテヤ6:9~10 善を行なうのに飽いてはいけません。失望せずにいれば、時期が来て、刈り取ることになります。ですから、私たちは、機会のあるたびに、すべての人に対して、特に信仰の…

【超短編】鼻を上に向ける? ガラテヤ6:7

むしろ直訳したほうが、インパクトがあるかもしれない表現です。 ●侮る=鼻を上に向ける ガラテヤ6:7(岩波翻訳委員会訳) あなたがたは惑わされてはいけない。神は侮られはしないのだ。 この箇所で「侮られる」と訳されている言葉はムクテリッゾーといい…

【ミニ投稿】自由のために自由にした ガラテヤ5:1

この箇所には、「自由」が2回出て来るというお話です。 ●自由のために自由にした ガラテヤ5:1 キリストは、自由を得させるために、私たちを解放してくださいました。ですから、あなたがたは、しっかり立って、またと奴隷のくびきを負わせられないようにし…

【ミニ投稿】すでにキリストにあずかっている へブル3:14

新改訳聖書をお使いの方には、新鮮な発見になるかもしれません。 ●すでに「あずかる者」になっている 新改訳へブル3:14 もし最初の確信を終わりまでしっかり保ちさえすれば、私たちは、キリストにあずかる者となるのです。 岩波翻訳委員会訳へブル3:14 と…

【超短編】心に必要なのは規則ではなく恵み へブル13:9

へブル13:9の隠れたニュアンスを探ります。 ●律法の規定 へブル13:9 さまざまの異なった教えによって迷わされてはなりません。食物によってではなく、恵みによって心を強めるのは良いことです。食物に気を取られた者は益を得ませんでした。 「気を取られた…

聖書はクリスチャンの自殺について、どう教えているか?

以下のようなご質問をいただきましたので、お答えします。 自殺者の救いについて、聖書は何と言っていますか? また、クリスチャンが自殺すると、どうなりますか? その前に、厳粛にお断りしておきますが、 この記事は、決してクリスチャンの自殺を肯定する…

【ミニ投稿】御言葉と人が混ぜ合わさるとは? へブル4:2

信仰とは何ぞや? へブル4:2から、信仰の機能を見てみましょう。 ●御言葉+信仰+人⇒行い へブル4:2 福音を説き聞かされていることは、私たちも彼らと同じなのです。ところが、その聞いたみことばも、彼らには益になりませんでした。みことばが、それを聞…

【ミニ投稿】クリスチャンにしかできない特殊技術 へブル12:28

へブル12:28に関して、日本語の聖書に現れていない原文の意味をお伝えします。 ●神に仕えること=礼拝 へブル12:28 こういうわけで、私たちは揺り動かされない御国を受けているのですから、感謝しようではありませんか。こうして私たちは、慎みと恐れとを…

十字架の死から復活までの間、イエスはどこにいたのか? その2

その2では、イエスが死後にハデスに行ったという説をご紹介します。 英語サイトを検索すると、この立場に立つサイトが目立ちます。 しかしこの説には賛否両論があるので、 あくまでひとつの説として捉えたほうが良いと思います。 ●概要 十字架の死⇒アブラ…

十字架の死から復活までの間、イエスはどこにいたのか? その1

以下のようなご質問がありましたので、お答えいたします。 キリストが十字架に架けられ死に墓に葬られ3日後に復活したことは理解できるのですが、死んだ後復活するまでの3日間はキリストはどこで何をしていたのですか? それから十字架から降ろされたときピ…

【ミニ投稿】イエスの母親観 ヨハネ2:4

教科書の著者マウンスのブログからです。 ●呼び掛けの名詞 ヨハネ2:4(新共同訳) 「婦人よ、わたしとどんなかかわりがあるのです。わたしの時はまだ来ていません。」 この聖句の「婦人よ」(新改訳では「女の方」)という言葉は、 グネーというギリシャ語…

【ミニ投稿】「血によって」=「血統によって」ヨハネ1:13

今日のギリシャ語の学びからです。 ●血によって=血統によって ヨハネ1:13 この人々は、血によってではなく、肉の欲求や人の意欲によってでもなく、ただ、神によって生まれたのである。 この聖句の「血によって」の部分を原文で見ると、次のようになってい…

聖書の登場人物による批判語録

クリスチャンは批判してはいけない、と説くブログもありますが、 聖書の登場人物たちは、神の真理のために大胆に批判しています。 ほんの僅かな事例ですが見てみましょう。 ●パウロ ガラテヤ1:8 しかし、私たちであろうと、天の御使いであろうと、もし私た…