ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ベテル教会の闇 パート2

訳注・・・英語の「主」「神」「イエス」に当たる言葉は、通常、大文字で始まりLord、God、Jesusと書きます。しかしこの証の筆者は、あえて小文字を使いlord、god、jesusと書いています。ベテル教会で体験した神は本物ではない、という意思の表れです。しか…

ビル・ジョンソンが追及したもの ~現代のシモンにならないために~

「天が地に侵入するとき」の8章で、ビル・ジョンソンは自身の全存在を掛けて追い求めていたものが何であるかを明かしています。 しかしもしペテロがこんにちでも生きていたら、ビル・ジョンソンに対して、「あなたの心は神の前に正しくない」と叱責するかも…

ベテル教会の闇~内部活動体験者の証~パート1

これは、ベテル教会(主任牧師:ビル・ジョンソン)の影響下で霊的誤りに陥り、後に解放された人の証です。非聖書的な教えを実践することによって起こる、危険な現象、書籍や説教では語られないベテル教会の実態の証です。 引用サイト:クロスワイズ ~真理…

ブラナムについて思うこと

ウイリアム・ブラナムの記事を書いて、私が感じたことを書かせてください。 当時、ブラナムの名は、そのしるしと不思議のゆえに世界を揺るがした、と言われています。 しかしその後、彼がどうなったかを見るときに思わされるのは、 しるしと不思議が行える…

どうしてウザは死んだのか? ~現代のウザにならないために~その4

その3では、神の啓示という神聖な領域をけがした人物の霊的雰囲気と教えの内容を見ました。この記事では、ブラナムの問題点と死について述べます。 ●ブラナムの問題点 ブラナムの問題点について、リック・ジョイナーに説明していもらいましょう。 ジョイナ…

どうしてウザは死んだのか? ~現代のウザにならないために~その3

その1と2では、神の聖さと教えの大切さを学びました。この記事では、現代のウザとも言える人物の事例を見ます。 ●ウイリアム・ブラナム 彼は当初、しるしと不思議を行う伝道者でした。しかしその後、異端的な啓示を語るニセ預言者になってしまい、最後は神…

どうしてウザは死んだのか? ~現代のウザにならないために~その2

その1の記事では、ウザの死の理由を説明しました。この記事では、神の聖さを示すヘブル語コデッシュやモーセがくつを脱いだ意味を学びます。 ●神の聖さ あるサイトでは神の聖さについて、次のように説明しています。 神の聖という性質は、神の性質の中でも…

途中ですが、コメントに答えます

「偽使徒来日」の記事に、以下のようなコメントがありましたので、記事で答えようと思います。 顔を見ると生きられない? それって旧約時代でしょ?イエス様が十字架にかかってくださって、 死なれた時、幕屋は裂かれたんでしょ! 旧約は終わったのよ。 今は…

どうしてウザは死んだのか? ~現代のウザにならないために~その1

神の箱を運んでいたウザの死は、神の教えに対する無知のゆえだったとしたら、驚く方がいるかもしれません。 この記事では、神の民とそのリーダーが、神の教えに無頓着な場合の危険性について述べていきたいと思います。 第一歴代誌13:7~10 そこで彼らはア…

私は兄弟を裁いているのでしょうか?

ベテル教会の或る教役者が著書の中で、クリスチャンは批判し合うべきではないと言っていました。 もしこれが、カルバリ・チャペルの牧師の言葉であれば、私は「アーメン!」と言います。 彼らは、教会が一致できるのは教理的な点でではなく、愛し合うという…

現代の「ヤンネとヤンブレ」 ~センセーショナリズムに走る人々~

第二テモテ3:8に出てくる「ヤンネとヤンブレ」とは、どのような人物でしょうか。 ユダヤ人の伝承によれば、エジプト王パロがモーセとアロンに対抗させた魔術師のことです(出エジプト7:11参照)。彼らは、悪霊の力によって多くのしるしと不思議を行い、神…

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その3

前回は、ビル・ジョンソンが聖書の記述にないことでも、神の働きとして受け入れてよいと暗示していることを説明しました。この記事では、ビル・ジョンソンの説明の続きを検証していきます。 “Knowledge puffs up ...”25 Notice Paul didn't say unbiblical k…

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その2

前回は、私が自分の妻を通して超自然的な神を体験してきたことを述べ、このような記事を書く理由が、しるしや不思議を否定するためではないことを繰り返し伝えました。 今回は「天が地に侵入するとき」の8章を読みました。タイトルは「霊的な体験をするため…

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その1

前回の記事では、ビル・ジョンソンがイエスの神性を否定し、「イエスは聖書の中で最も標準的なクリスチャン」だと言っていることを紹介しました。この記事では、彼が一線を越えてしまった理由の一つと思われる思想をご紹介します。 その前に、私がこのような…

村上密ブログで再び紹介

「ビル・ジョンソン イエスの神性を否定 その1/その2」 が、宗教トラブルセンターの村上先生のブログで再度推薦されました。 村上密ブログ 8月15日 http://maranatha.exblog.jp/

ビル・ジョンソン イエスの神性を否定 その2

前回の記事では、「天が地に侵入するとき」の7章でビル・ジョンソンがイエスの神性を否定していることを指摘しましたが、この記事では、彼が動画の中でもイエスの神性を否定する発言を繰り返していることを報告します。 以下の動画は、ベテル教会の「アラバ…

ビル・ジョンソン イエスの神性を否定

「天が地に侵入するとき」の7章「油注ぎと反キリストの霊」を読んだのですが、読み始めて間もなく、驚くべきことが書かれていたので以下に抜粋しました。 But there is another spirit that works to ambush the church in every age. This power was ident…

ビル・ジョンソンによるすり替え

「天が地に侵入するとき」の6章「神の国と御霊」の中で、ビル・ジョンソンは、バプテスマのヨハネに関する聖書箇所を引用して、以下のように述べています。この記事ではこれを検証したいと思います。 Jesus sets a standard with this statement—John the …

ビル・ジョンソンによる逆転

「天が地に侵入するとき」の5章「天を祈り下す」を読んでみました。この章の抜粋を通して、ビル・ジョンソンの教えを吟味してみましょう。 "For our citizenship is in heaven, from which we also eagerly wait for the Savior, the Lord Jesus Christ."19…

大正のリバイバル

「集会は始めより聖霊の臨在あざやかにサタンの妨害を許さず,聖書は旧約より新約より流るる如く御器を通してはたらき,探らるる者,掘り下げらるる者多く,涙をともに流しつつ悔いくず折れて祈り,ひたすら主の前にさけび求むる一つの声となり,俄かに天開…

ビル・ジョンソンへのインタビュー

シッド:一つの例で説明してください。ある人があなたの所に来て、「腰が痛いのです。」と言ったとします。その時、あなたの心の中ではどのようなプロセスがあるのですか? 何をするのですか? ビル:イエスは彼のところに来た人たちをすべて癒されましたし…

なぜ書くのか? その2

前回は、スレイン・イン・ザ・スピリットの話をし、カリスマ・ペンテコステ派を攻撃しているわけではないこと証しました。この記事では、私が一連の記事を書いている動機と奉仕者の見分け方を述べます。 ●私の動機 動機は至って単純です。日本の教会、特にカ…

なぜ書くのか? その1

「もし主が使わした器であったとしたら、お前等はどうするつもりかな?」(原文ママ) 上記は、「偽使徒来日」の記事にあったコメントの抜粋です。ある意味、重要な指摘ではないでしょうか。 イエスさまの言葉を借りるなら、デイビッド・テイラーのような人…

地獄に行った? ~聖書の十全性と現代の啓示~その4

クリスチャンの中には地獄に行ったことがあるとか、神や天使によって地獄を見せられたと証する人がいます。このような証を信じてもよいのでしょうか。 この場合、①「地獄」という言葉によって、「ハデス」(ルカ16:23)を指しているのか、それとも「火の池…

イエスさまに会って教えを受けた?~聖書の十全性と現代の啓示~その3

私がその2でマローニー氏について書いたことには、背景があります。マローニー氏にはフランシス・メトカーフ(故人)というメンターがいたのですが、彼女は度々イエスの訪問を受けたと主張しており、そのとき聖書にはない啓示を受けていたからです。 このメ…

イエスさまに会って教えを受けた??? ~聖書の十全性と現代の啓示~ その2

その1では、聖書の十全性に抵触している実例を挙げ、注意を促しました。この記事では、聖書の十全性を簡潔に説明し、聖書が神からの完全な啓示であることを理解します。 ●聖書の十全性 第二テモテ3:15~17 聖書はあなたに知恵を与えてキリスト・イエスに対…

イエスさまに会って教えを受けた?~聖書の十全性と現代の啓示~その1

今回のタイトルは聞きなれない言葉を含んでいるため難しく響いてしまいますが、実例を挙げて、主に忠実に生きようとするクリスチャンに不可欠な、実用的情報を共有したいと思います。 ●実例 以下は、ある日本人クリスチャンのブログに掲載されている、実話と…

第一に使徒、次に預言者?? その3

その1では、神の国には権威による支配や階級制度があってはならないことを聖書から理解しました。 その2では、しかしそれは霊的権威そのものを否定するものではなく、新約の教会の霊的権威は御心や役割に応じて、適宜、流動的に働くものであることを理解ま…

第一に使徒、次に預言者?? その2

前回は聖書の教えから、神の国にはヒエラルキー(階級制度)があってはならないことを理解しました。けれども、教会に霊的権威は必要不可欠であるとも述べました。この記事では、言葉足らずの誤解を生まないために、教会における霊的権威について簡単に触れ…