2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
苦しみに関するワードスタディーです。 ●苦難=神の栄光を見させる 1ペテロ1:11 彼らは、自分たちのうちにおられるキリストの御霊が、キリストの苦難とそれに続く栄光を前もってあかしされたとき、だれを、また、どのような時をさして言われたのかを調べ…
新改訳だと意味が縮小されてしまっている箇所の説明です。 ●意味が縮小されている 1ペテロ1:8~9 あなたがたはイエス・キリストを見たことはないけれども愛しており、いま見てはいないけれども信じており、ことばに尽くすことのできない、栄えに満ちた喜び…
新改訳聖書では訳出されていない意味合いを説明します。 ●試練の「結果」に重点がある 1ペテロ1:6~7 いまは、しばらくの間、さまざまの試練の中で、悲しまなければならないのですが、信仰の試練は、火を通して精練されてもなお朽ちて行く金よりも尊いので…
日本語訳では十分わからない含みをお伝えします。 ●守りの堅さは軍事レベル 1ペテロ1:5 あなたがたは、信仰により、神の御力によって守られており、終わりのときに現わされるように用意されている救いをいただくのです。 この聖句の「守られており」の部分…
「御霊の聖め」の意味を学びます。 ●御霊の聖めの中で 2テサロニケ2:13 しかし、あなたがたのことについては、私たちはいつでも神に感謝しなければなりません。主に愛されている兄弟たち。神は、御霊による聖めと、真理による信仰によって、あなたがたを…
前回のつづきで、「更新」と「洗い」についてのワードスタディーです。 ●更新 テトス3:5 神は、私たちが行なった義のわざによってではなく、ご自分のあわれみのゆえに、聖霊による、新生と更新との洗いをもって私たちを救ってくださいました。 更新:アナカ…
新改訳ご利用の方向けのシンプルなワードスタディーです。 ●新生 テトス3:5 神は、私たちが行なった義のわざによってではなく、ご自分のあわれみのゆえに、聖霊による、新生と更新との洗いをもって私たちを救ってくださいました。 新生:パリンゲネスィーア…
「子を産むことによって救われる」の記事で、下記のようなコメントをいただきました。 子供授かることが出来ずに離婚してしまいました。このような私が洗礼を受けてしまい教会の方々に迷惑をかけているということは聖書から読み取ることが出来ます。やはり救…
7月23日、クリスチャン・トゥデイの宮村編集長は次のような記事を掲載しました。 「聖書をメガネに 本紙の記事執筆について・その4:記事の執筆の目的・動機について」 今回と次回は、性に関わる記事やカトリック教会に対する態度を含め、本紙の記事を…
数日前に、以下のようなご質問がありました。 この記事は、答えを導き出す参考になると思います。 ここで質問なのですが、クリスチャンの女性が未信者の男性に福音伝道をしたり、聖書の御言葉について解説したりすることは1テモテ2:11-12の教えに反します…
前回の記事では、エバは知的に劣っていたから惑わされたのではなく、 女性が神の教えを男性に教えると惨劇に繋がるので、 男女の秩序を逆転させないために、パウロは女性が教会の教職に就くことや 男性の上に立って権威を振るうことを禁じている、というこ…
新改訳聖書をお使いの方には、新鮮に思えるかもしれません。 ●キリストの顕現 1テモテ6:14~15 私たちの主イエス・キリストの現われの時まで、あなたは命令を守り、傷のない、非難されるところのない者でありなさい。その現われを、神はご自分の良しとす…
この記事は、日本の福音派の内部から、 「創造の秩序」に対する攻撃が進められていることをお知らせするものです。 ●キリスト教メディアをとおして クリスチャン・トゥデイは7月9日、 「聖書をメガネに 本紙の記事執筆について・その3:性に関する記事の…
「真理」の意味に関するお話です。 ●真理=現実 1テモテ3:15 神の家とは生ける神の教会のことであり、その教会は、真理の柱また土台です。 「真理」を辞典で調べたところ、こう書かれていました。 alḗtheia (from 227 /alēthḗs, "true to fact") – properl…
創造の秩序と女性に関する論文の続きです。 前回の記事では、 人類の堕落はエバのせいではなくアダムの責任だという話をしていました。 ●なぜ女性は男性に従うべきなのか? 1テモテ2:11~15(新共同訳) 11 婦人は、静かに、全く従順に学ぶべきです。 12 婦…
1テモテを学ぶ過程で出会った論文の中から、 創造の秩序と女性の霊的立場について書かれている部分を抄訳することにしました。 この記事はその第1回目です。 ●人類の堕落はエバの責任ではない 1テモテ2:11~15(新共同訳) 11 婦人は、静かに、全く従順に…
その1からのつづき ●「背教」と訳されるようになった理由 ギリシャ語の意味だけで判断するなら、「出発」と訳すこともできます。 著名なギリシャ語学者ウースト博士は、こう説明しています。 訳 「背教する/fall away」という表現は、初代欽定訳(1611年…
この箇所で「背教」と訳されている言葉の原義に関する記事です。 その言葉には「出発/離れ去ること」という意味もあるため、 患難前携挙説に立つ人の中には、 「教会が地上から離れ去ること」を意味していると理解する人もおり、 興味深い議論がなされてい…
先ほど、私が保護した仔猫たちの里親さんからお知らせをいただきました。 最近、猫たちのためにお引越しをされたそうです。 新たに整えられた猫部屋の写真も送ってくださいましたが、 これがまたゴージャス! 余りに贅沢なので、みなさんにもお見せしたくな…
終末論について考えてみました。 ●テサロニケ1と2から見た「主の日」 2テサロニケ2:1~3 さて兄弟たちよ。私たちの主イエス・キリストが再び来られることと、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いすることがあります。 霊に…
遊びで書いたようなものです。内容はないよー・・・ ●兄弟=お袋? 1テサロニケ4:9~10 兄弟愛については、何も書き送る必要がありません。あなたがたこそ、互いに愛し合うことを神から教えられた人たちだからです。 実にマケドニヤ全土のすべての兄弟たち…
原文の文法的構造から、携挙があることが裏付けできる、というお話です。 ●一枚のコインの両面 2テサロニケ2:1 さて兄弟たちよ。私たちの主イエス・キリストが再び来られることと、私たちが主のみもとに集められることに関して、あなたがたにお願いするこ…
次のようなご質問をいただきましたので、 私なりにお答えしたいと思います。 「罪から解放されるためには、過去に犯した罪を神に一つ一つ悔い改めないといけない」というクリスチャンがいますが、どう思われますか?私はその意見に反対ではないのですが、聖…
クリスチャン・トゥデイより転載します。なお原文は、英クリスチャン・トゥデイです。 1. 私はキリストの全てを私の救い主としたい。聖書に書かれている全てを私の本としたい。教会の全てを私の仲間とし、全世界を私の宣教の地としたい。 2. できる全ての…
来臨(再臨)を意味するパルスィーアという言葉の意味を調べてみました。 そこには日本語にはない、もう一つの意味がありました。 ●主の来臨の緊迫性 ヤコブ5:7~8 こういうわけですから、兄弟たち。主が来られる時まで耐え忍びなさい。見なさい。農夫は、…
コロサイ2:14には、訳出されていない重要なニュアンスがあります。 ●モーセの律法と覚書き コロサイ2:14 いろいろな定めのために私たちに不利な、いや、私たちを責め立てている債務証書を無効にされたからです。神はこの証書を取りのけ、十字架に釘づけに…
反面教師にすべき聖書の人物を見ておきましょう。 ●デマス コロサイ4:14 愛する医者ルカ、それにデマスが、あなたがたによろしくと言っています。 この箇所に出て来る、デマスについて辞典で調べてみました。 ギリシャ語辞典によると、デマスという名前には…
天国はやんわりと求めるのではなく、 刑事さんが事件を調査するかのように、強く求める必要がある、というお話です。 ●求める=捜査??? コロサイ3:1 こういうわけで、もしあなたがたが、キリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさ…
主に従うエネルギーをくださるのは、主ご自身である、というお話です。 ●人の責任 パウロは、ピリピのクリスチャンたちに次のように書きました。 ピリピ2:12 そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私の…