2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧
「王家の者として生きる」の中でヴァロトンは、クリスチャンの霊的地位を引き上げるべく、引き続き次のようのに述べます。 If we've been taught that after receiving Christ we are still sinners, we will struggle with trying to do the right thing b…
前回の記事でもヴァロトンは新生時の過剰な聖化を主張していましたが、その後も次のように述べ、新生時の過剰な聖化を強調します。この記事では徹底して、ヴァロトンの誤りを検証します。 「王家の者として生きる」P66より抜粋 Many people have misunderst…
その1では、聖書中の「聖徒」という表現は、信者の性質を表すのではなく、神の民として取り分けられていることを示すことを述べました。この記事では、新生後の信者の霊的状態について説明します。 ●新生後も罪の性質は残る 新生した信者はもはや罪人では…
「王家の者として生きる」5章「王宮にいるトカゲ」の中で、ヴァロトンは次のように述べています。これについて検証します。 When we received Christ we became"saints." Paul makes this clear in his letters to the believers because he called them sa…
その1では、ヴァロトンの会話の相手が、イエスが教える隣人愛と逆のことを語っていることを述べました。この記事では、イエスが人に接するときのアプローチの仕方を比較してみたいと思います。 1.アプローチの違い 聖書中にも、自己価値が低いと思われる…
「クリス・ヴァロトンの夢」という記事では、ヴァロトンの夢に登場したイエスが本物かどうかについて考えました。 2章でも、ヴァロトンの祈りに対してイエスが答える、という形で会話がなされます。この記事では、そのイエスが本物かどうかを考えたいと思い…
その1では、聖書の視点からいくつかの疑問点を指摘しました。しかしこの記事では、聖書とは逆の視点から疑問を呈します。ここまで来ると「戦に勝つには敵を知れ」とか「毒を以て毒を制す」の世界です。聖書以外に興味のない方は、ここから先は読む必要はあ…
クリス・ヴァロトンとビル・ジョンソンが共著した「王家の者として生きる」(の原書)を読んでみました。二人ともカリフォルニア州レディング市にあるメガチャーチ、ベテル教会の教役者です。クリスは預言者で、ベテル教会のナンバー・ツーです。 1章「貧民…
前回は、聖書には、病人が全員癒やされるという約束はないことを説明しました。 この記事では、癒やしに関する正しい理解を説明します。 ●癒やしに関する正しい理解 こんにちの場合、誰かの病気を癒やすか癒やさないかは、 その人に対する神の主権的御心の問…
信仰の領域にはいろいろありますが、 もっとも物議をかもすのは癒やしの信仰ではないでしょうか。 ●残念な実例 私の知り合いに、ビンヤード・フェローシップの コロラドスプリングス教会の牧会スタッフがいました。 ビンヤードは、アメリカのカリスマ派教会…
その1では、ギリシャ語とヘブル語の「信じる」という言葉の意味を学びました。この記事では、「信じる」という行為を、どのような条件の中で行うべきかを述べます。 ●悪い見本~油まき事件 カリスマ・ペンテコステ派の教会では、 説教者が聴衆に対して「ア…
新約聖書の中で「信じる」と訳されているギリシャ語は、ピスチュオーと言います。 新約聖書ではもっぱら「信じる」と訳されていますが、 ギリシャ語辞典を見ると他にもいろいろな定義が書かれています。 「本当だと思う」「~について説得される」「信用す…
「7つの山」の誤りを指摘しているのは、私だけではありません。 アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団も同様の立場を表明しています。 ●米国アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団の警告文 私はウエブ上で、米国AG教団がトロント・リバイバルに関する警告文…
その2では、ランス・ウォルノーまでを検証しました。この記事ではジョニー・エンローについて述べます。 ●ジョニー・エンロー ジョニー・エンローは詩篇2:8を基に、「神は私たちに国々を与えることを御心としているのです」と述べていますが、本当にそうで…
その1では「7つの山」という教えの概説を掲載しましたが、この記事ではその概念の根本的な誤りを見ていきます。 1.神の国はメシアが実現する まずイザヤ2:2の正常な解釈を見ておきましょう。 (参考文献:ニュー・リビング・トランスレーション・バイブル) 「終わりの日…
すでに日本の教会に入り込んでしまっている間違った教えの中に、「7つの山」という概念があります。この記事では、この「7つの山」という教えの間違いを検証します。 下記は、ある祈りのミニストリー団体のHPに掲載されているものです。 「7つの山」と…
聖書によれば、 新約時代のクリスチャンが受け取る啓示は、 すべて第三者による吟味を通さなければなりません(第一コリント14:29、第一テサロニケ5:21参照)。 それゆえ、海外で「預言者」として名の通っている人たちは、 他の教役者たちに自分が受けた…
天国や地獄に行った体験を証することには、弊害が伴います。 ひとつは聖書と一致しない内容が語られる場合がしばしばあるからです。 体験の中でイエスや天使から説明される救いや罪の概念が、 聖書と違っている場合が多いのは大きな問題です。 その証を鵜呑…
パウロは第三の天に行くという体験をしました。 現代においても天国に行ったと証する人がいます。 使徒ヨハネもまた、幻の中で天に行き、 キリストや天使の言葉を聞きました。 こんにちにおいても、 霊的体験の中でキリストや天使の言葉を聞いたと証する人が…
その3では、カリスマ・ペンテコステ派にしばしば見られるグノーシス的な聖書解釈にについて述べました。 この記事では、独りよがりの信仰に陥らないための方法を紹介します。 ●私的解釈 それには何よりも次のことを知っていなければいけません。すなわち、…
その2では、現代の私たちも「キリスト派」になる危険性があることを述べました。 この記事では、現代のグノーシス主義について説明します。 ●現代のグノーシス主義 カリスマ・ペンテコステ派の中で広まっている非聖書的な教えは、 福音派の場合とは生み出…
その1では、「私はキリストにつく」の意味を学びました。 コリント教会内には、エリート思考のゆえに人間の指導者にはつかず、 自分たちはキリストにしかつかない、と誇っている人たちがいたことを理解しました。 「イエスこそ最高の神学です」という、誰か…
あなたがたはめいめいに、「私はパウロにつく。」「私はアポロに。」「私はケパに。」「私はキリストにつく。」と言っているということです。(第一コリント1:12) こんにちの教団・教派の分裂の原因は、おおむね教理上の違いによるものですが、 コリント教…
福音書は、イエスの公生涯が、パリサイ人の間違った教えとの闘いであったことを教えています。 公生涯のはじめから終わりまで、イエスは律法学者やパリサイ人の偽りが、人々を神から遠ざけていたことを責めました。 マタイ16:6でイエスは、「パリサイ人や…
その1では、ビル・ジョンソンが第二コリント5:21を根拠に、イエスは罪となったので新生しなければならなかった、と述べていることについて検証しました。 この記事ではへブル1:5と使徒13:33の『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ』…
クロスワイズというブログを読んでいたところ、 ビル・ジョンソンが「イエスは新生した」と教えているという記事がありました。 彼の説教ビデオをレビューしたものです。 クリスチャンの方ならおわかりだと思いますが、 「新生する」というのは、罪深い人間…
ニセの「イエス」の正体 ~極端なペンテコステ主義から解放された妻~ このニセの「御霊」、つまりニセの「イエス」は肉を喜ばせます。ニセの「イエス」は私の許可を受けて心の中に入りました。もし私が主の性質をよく知っていて、聖書の基礎的な教えを知っ…
暗闇の惑わしを暴く~極端なペンテコステ主義から解放された妻~ インターネットでジョシュア・ミルズについて調べた後、私は自分の霊と心、生活の中に、何を取入れてしまったのかに気づきました。これまでに味わったことのない衝撃を受けました!私は自分の…