ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

「7つの山」の誤り  その1


 すでに日本の教会に入り込んでしまっている間違った教えの中に、「7つの山」という概念があります。この記事では、この「7つの山」という教えの間違いを検証します。
 
 下記は、ある祈りのミニストリー団体のHPに掲載されているものです。
 
 「7つの山」という概念に基づき、祈りの歩行を呼びかけています。
 
 
「この山地を私に与えてください(ヨシュア14:12)。」

社会には「7つの山」があります。神の民がこの力と影響力のある場所で神の正しい支配を打ち立てるために、報道、政治、教育、経済、宗教、祝い/芸術と娯楽、家族のすべての「山」で支配権を取るよう祈りましょう。 
 
 
 
●「7つの山」とは 
 
1.デイビッド・バートン
 
 彼は米国共和党の議員です。ミニストリーとして「7つの山」を教えているわけではありませんが、「7つの山」がどのような概念かを、2010年の選挙運動関連の集会で述べているので引用します
 
引用サイト:
 

バートン:文化を占領するために、みなさんが影響を及ぼして支配しなければならない領域が5つあります。メディア、ビジネス、政府、教育、そして教会です。
 
私も知りませんでしたが、今から20年前のことです。今では故人となったキャンパス・クルセードのビル・ブライトと、ユース・ウイズ・ア・ミッションの創始者ローレン・カニンガムの二人が会談をして、同時に感じたことがありました。それは文化における7つの分野を占領しなければならないということです。二人が述べた7つというのは、家族、宗教、教育、メディア、エンターテインメント、ビジネス、政府です。私たちはこのうちのいくつかをひとつにまとめたのですが、二人が言ったのは、これらの7つの分野を治める必要があるということでした。もしこれらの7つの分野を治めることができれば、国家や大陸、世界さえも統制し、支配することができます。
 
インタビュアー:つまり「文化のあらゆる領域に関与する必要がある」ということですね。
 
バートン:そのとおり。クリスチャンが関与しなければなりません。イザヤ22次のようにあるとおりです。「終わりの日に、主の家の山は、山々の頂に堅く立ち、丘々よりもそびえ立ち、すべての国々がそこに流れてくる。」今やこの聖句は、「7つの山の預言」と呼ばれています。同じ名前の本も出版されています。
 
この聖句によると、主の家が山々の頂上に建てられるのですが、その山々とは7つの山のことです。神の国を建てる場合、これらの7つの山を手中に治めなければなりません。繰り返しますが、それは家族、宗教、教育、メディア、エンターテインメント、ビジネスそして政府です。
 
 
2.ランス・ウォルノー
 
 彼は、モーニングスターという教会兼ミニストリー団体の教師でしたが、「7つの山の命令」を広めるために独自のミニストリーを立ち上げました。 
 
 ウォルノービデオの中で以下のような内容を述べています
 
現代社会は複雑化しているにもかかわらず、私たちの時間には限りがあるので、あらゆる国々に行って伝道する代わりに、どこの国にも存在する社会機構に行くべきです」と。
 
 ウォルノー曰く、地獄の門が7つの文化的領域の頂点に立つ人物に霊的な支配を及ぼしているので、地獄の門の近くに王を立たせ、その王に政府を作らせる必要があるというのです。
 
 その政府は門番と呼ばれるクリスチャンたちのことで、彼らが各々の文化的領域に影響を与えるべきだと言います。
 
 アブラハムの子孫は諸国を相続すると約束されているので、クリスチャンは頂点に立つようになると。
 
 各信者は社会で神に召されている領域に立ち、必ずしも頂点でなくてもいいので、自分が召された領域において意思決定者となって各分野に影響を与えるべきだと。
 
 
3.ジョニー・エンロー
 
 「7つの山の預言」という本を書いたジョニー・エンローは、次の聖句を挙げて「7つの山」を説明しています。


 
わたしに求めよ。わたしは国々をあなたへのゆずりとして与え、地をその果て果てまで、あなたの所有として与える。詩篇28
  
 この聖句の意味としてエンローは、「神は私たちに国々を与えることを御心としているのです」とひとこと言ってから、マタイ2819に飛びます。
 
「それゆえ、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい」を引用して、「私たちは大宣教命令を完全な形で理解していなかったのではないでしょうか。この聖句は、人々だけではなく、国々を弟子としなさいと言っています。人々だけでなく、国自体を弟子にするように言っているのです。国家が変えられるためには、国家の統治部門を変えなければなりません。7つの主要な社会的部門があり、それらを改革しなければなりません。・・・」と続いていきます。


次回は、それぞれの人物について、問題点を見ていきます。


つづく