御霊の人の証明 その3
聖書によれば、
新約時代のクリスチャンが受け取る啓示は、
それゆえ、海外で「預言者」として名の通っている人たちは、
他の教役者たちに自分が受けた預言や夢、幻などの啓示を吟味してもらい、
妥当だという承認を得てから一般公開しています。
その取り組みは、彼らが以下の御言葉を真摯に受け止めていることの表れです。
「主の命令」とあることに注目すべきです。
そして「主の命令」には次の箇所が含まれます。
預言する者も、ふたりか三人が話し、ほかの者はそれを吟味しなさい。(14:29)
それは、神が混乱の神ではなく、平和の神だからです。(14:33)
すべてのことを適切に、秩序をもって行ないなさい。(14:40)
「預言者」と呼ばれている人が主の命令を守っているのですから、
「御霊の人」もそうするべきです。
私が思うに、幻や夢を見て、
その中で天使やイエスの言葉を聞く人は「御霊の人」の範疇に入るでしょう。
吟味を経ずにそういった啓示を公開するのは、「主の命令」に反することです。
上記のイエスの言葉によれば、
主の戒めを守る人には「わたし自身を彼に現わします」と約束されています。
「主の命令」を守らず、吟味せず、秩序も守らずに啓示を公開している人に、
果たしてイエスはご自身を現すでしょうか?
そういう人たちが見ているイエス、
会話しているイエスは、
●結論
吟味や秩序の原則を守らない人は、御霊の人として認められません。
「主の命令」に背くことになるからです。
この原則を守らない人は、
証する啓示の内容以前の段階で問題があります。
誰かが霊的な体験をして、その中で啓示を受けた場合、
一般公開する前に第三者による吟味の過程を経るべきです。
軽い気持ちで何でもかんでも公開してしまう人は、
キリストの命令を無視しているのですから、
証すること自体が聖書的ではありません。
そしてイエスは、
そのような人にはご自分を現さないのです。