ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

2011-07-01から1ヶ月間の記事一覧

その15 同性愛

ローマ1:21~27 長いので、聖書箇所はご自身の聖書をご覧ください。 聖書をお持ちでない方は、こちらへ→「聖書の杜」 http://bible.monochro.com/index/30473/#ln30473 26~27節で、パウロは同性愛について述べています。 前節の26節の冒頭に、…

異言や預言はすたれたのか?

「預言の賜物ならばすたれます。異言ならばやみます。知識ならばすたれます。・・・完全なものが現れたら、不完全なものはすたれます。」Ⅰコリント13:8~10 日本の福音派では、上記の箇所を根拠にして、異言や預言が現代においてはすたれていると教え…

その14 弁解の余地なし

「神の、目に見えない本姓、すなわち神の永遠の力と神性は、世界の創造された時からこのかた、被造物によって知られ、はっきり認められるのであって、彼らに弁解の余地はありません。」ローマ1:20 クリスチャンはしばしば、一度も福音を聞いたことのない…

聖霊のバプテスマ その4

補足 聖霊は人格です。 人も人格です。 人格同士が一体になるということは、聖霊の思いが私の思いになり、私を通して聖霊が語り、私を通して聖霊の力が働くということです。 使徒の働きの2章や3章でペテロを通して起こったことは、そういうことだと思いま…

聖霊のバプテスマ その3

バプテスマという言葉のニュアンス これまでの記事を通して、福音派とカリスマ・ペンテコステ派双方の立場から聖霊のバプテスマを考えました。 どちらか片方の見地だけでは、聖書が述べているところの聖霊のバプテスマの意味を完全にカバーすることはできま…

聖霊のバプテスマ その2

「さあ、わたしは、わたしの父の約束してくださったものをあなたがたに送ります。あなたがたは、いと高き所から力を着せられるまでは、都にとどまっていなさい。」ルカ24:49 「エルサレムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。ヨハネは…

聖霊のバプテスマ その1

「その方は、あなたがたに聖霊と火とのバプテスマをお授けになります。手に箕を持っておられ、ご自分の脱穀場をすみずみまできよめられます。麦を倉に納め、殻を消えない火で焼き尽くされます。」マタイ3:11~12 ある兄弟から尋ねられ、緊急に記事にす…

その13 異邦人だけか?

「というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。」ローマ1:18 実はローマ1:18~32は、異邦人についての言及だと多くの学者が考えています。 同性愛などの罪は、パウ…

その12 神の怒りの啓示とは?

「というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。」ローマ1:18 「神の怒りが天から啓示されている」とありますが、これはどういう意味でしょう。 「啓示されている」の部分…

その11 神の怒り

「というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正(*)に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。」ローマ1:18 *・・・「不正」と訳されている言葉は、「不義」とまったく同じ言葉です。 17節でパウロは、救いに…

その10 信仰に始まり信仰に進ませる?

新共同訳ローマ 1:17 福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。「正しい者は信仰によって生きる」と書いてあるとおりです。 新改訳聖書には、「その義は、信仰に始まり信仰に進ませるからです」と書…

その9 神の義による救い

「福音は・・・信じるすべての人に救いを得させる神の力です。なぜなら、福音のうちには神の義が啓示されていて、その義は信仰に始まり信仰に進ませるからです。」 ローマ1:16後半~17前半 パウロの説明によれば、福音には人を救う力があります。 その…

その8 御霊の賜物

7節までのパウロの挨拶は内容の濃いものでしたので、時間をかけて少しずつ記事にする形になってしまいました。 しかし、ずっとこれまでと同じペースで行く必要はないと思います。 今回からは、重点だけを記事にしていきたいと思います。 ●御霊の賜物とは? …

その7 聖霊による有効召命

「召された聖徒たちへ」 ローマ1:7後半 パウロはローマのクリスチャンたちに関して、6節と7節で繰り返し「召された」という言葉を使っています。 6節では「召された人々」と書き、7節では「召された聖徒たち」と書いています。 「召された」という言…

その6 神がいとおしむ人々

「ローマにいるすべての、神に愛されている人々、召された聖徒たちへ」ローマ1:7 「神に愛されている人々」とあります。 この部分を原典で見ますと、訳された表現とは少し違う書かれ方になっています。 「神に」の部分は、「神のもの」という意味の所有格…

その5 御名のため

「このキリストによって、私たちは恵みと使徒の務めを受けました。それは、御名のためにあらゆる国の人々の中に信仰の従順をもたらすためです。」 ローマ1:5 5節を日本語訳で読みますと、パウロが使徒の務めを受けた中心的な理由は、異邦人に信仰の従順…

その4 イエスの特殊性

「御子は、肉によればダビデの子孫として生まれ、聖い御霊によれば、死者の中からの復活により、大能によって公に神の御子として示された方、私たちの主イエス・キリストです。」ローマ1:3~4 ●「生まれた」 聖書はこの「生まれた」という言葉によって、…

その3 福音、約束の成就、キリスト

「この福音は、神がその預言者たちを通して、聖書において前から約束されたもので、御子に関することです。」 ローマ1:2~3 上記の聖句には、聖書理解に欠かせない重要なキーワードが3つ含まれています。 福音、約束の成就、キリストです。 ユアンゲリ…

その2 神の福音

「神の福音のために選び分けられ、使徒として召されたキリスト・イエスのしもべパウロ」 ローマ1:1 ●神が主役 日本語の聖書では、「神の福音」というフレーズが冒頭に来ています。 「神の福音」という部分は、セオス(神)という名詞の所有格が、福音(ユ…

その1 「使徒」

「神の福音のために選び分けられ、使徒として召されたキリスト・イエスのしもべパウロ」 ローマ1:1 いつまで続くかわかりませんが、最近学び始めたローマ人への手紙に関連した重要事項をお分かちしようと思います。 ●使徒・預言者は現存するか? 昔から使…

勉強中

ローマ人への手紙を学びたくなり、少しずつ学んでいます。 学んだことを日記としてお分かちできるかどうかは不透明ですm(_ _)m