ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

その13 異邦人だけか?

「というのは、不義をもって真理をはばんでいる人々のあらゆる不敬虔と不正に対して、神の怒りが天から啓示されているからです。」ローマ1:18

実はローマ1:18~32は、異邦人についての言及だと多くの学者が考えています。

同性愛などの罪は、パウロの時代のユダヤ人にはほとんど実践されていなかったと考えられるからです。

逆にその時代の異邦人の間では、描写されている罪の内容は、しごく一般的なものでした。

ですから19節から32節に関しては、異邦人に関する言及と考えるべきなのかもしれません。

しかし18節については、異邦人だけではなく、全人類に関して述べられている可能性が高いと思います。

その理由は、パウロは異邦人という言葉を使わずに、「不義によって真理をはばんでいる人々」と書いていることと、ユダヤ人がこの中に含まれないと断言できないことです。

むしろユダヤ人も全的に堕落した罪人であり、ゆえに神の怒りを買っていることは間違いありませんから、彼らに対しても神の怒りは啓示されているはずです。

18節は19節以降の内容を総括するテーマを述べている一文で、19節以降から32節までは異邦人に関して言及されていると考えたほうがいいのかもしれません。