ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

ビル・ジョンソン

サタンはアダムから地上の支配権をだまし取ったの?

キリスト教界には、サタンがアダムから地球の支配権をだまし取ったという教えがあります。 以下はその事例ですが、この教えは正しいのでしょうか? 1.神はアダムに金、銀、動物を与え、アダムにその支配権を与えました。(創世記1:28) 2.アダムが最大の違…

ビル・ジョンソンが知るべきこと

前記事「ビル・ジョンソンの矛盾」で述べたとおり、ビル・ジョンソンは、超自然的に病が癒やされる場合とそうでない場合がある理由について、「わかりません」「ミステリー」と述べていますが、聖書はどう言っているのでしょうか。 ●神の善性 新共同訳のマル…

ビル・ジョンソンの矛盾

クリスチャン・トゥデイの記事を見る限り、ビル・ジョンソンは未だに多くの日本人クリスチャンたちに信奉されているようです。彼の問題点を簡単に述べておこうと思います。以下は、「預言の霊を解き放て」というビル・ジョンソンの著書の引用です。 引用元…

ビル・ジョンソン 「ほかの福音」を語る

以下にリンクした動画(音声のみ)は、2010年8月15日の説教です。ビル・ジョンソンは、病を許容する福音は「ほかの福音」だと教えています。 以下にダビデによる聞き取り翻訳を添付しますので、ご確認ください。 引用元:https://www.youtube.com/watch?v=Uz…

ビル・ジョンソン再来日につき投稿

詳細は知らされていませんが、年明けにビル・ジョンソンが再び日本で講演するらしいので、彼に関する記事を投稿します。 今年の年始の集会をクリスチャン・トゥデイが掲載していたので、それを検証します。 ●ビル・ジョンソンの説教の要約 マタイによる福音…

妄信と信仰の違い その4 ~正しい癒やしの信仰~

前回は、聖書には、病人が全員癒やされるという約束はないことを説明しました。 この記事では、癒やしに関する正しい理解を説明します。 ●癒やしに関する正しい理解 こんにちの場合、誰かの病気を癒やすか癒やさないかは、 その人に対する神の主権的御心の問…

ビル・ジョンソン イエスを罪人扱い その2

その1では、ビル・ジョンソンが第二コリント5:21を根拠に、イエスは罪となったので新生しなければならなかった、と述べていることについて検証しました。 この記事ではへブル1:5と使徒13:33の『あなたは、わたしの子。きょう、わたしがあなたを生んだ』…

ビル・ジョンソン イエスを罪人扱い その1

クロスワイズというブログを読んでいたところ、 ビル・ジョンソンが「イエスは新生した」と教えているという記事がありました。 彼の説教ビデオをレビューしたものです。 クリスチャンの方ならおわかりだと思いますが、 「新生する」というのは、罪深い人間…

ビル・ジョンソンが追及したもの ~現代のシモンにならないために~

「天が地に侵入するとき」の8章で、ビル・ジョンソンは自身の全存在を掛けて追い求めていたものが何であるかを明かしています。 しかしもしペテロがこんにちでも生きていたら、ビル・ジョンソンに対して、「あなたの心は神の前に正しくない」と叱責するかも…

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その3

前回は、ビル・ジョンソンが聖書の記述にないことでも、神の働きとして受け入れてよいと暗示していることを説明しました。この記事では、ビル・ジョンソンの説明の続きを検証していきます。 “Knowledge puffs up ...”25 Notice Paul didn't say unbiblical k…

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その2

前回は、私が自分の妻を通して超自然的な神を体験してきたことを述べ、このような記事を書く理由が、しるしや不思議を否定するためではないことを繰り返し伝えました。 今回は「天が地に侵入するとき」の8章を読みました。タイトルは「霊的な体験をするため…

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その1

前回の記事では、ビル・ジョンソンがイエスの神性を否定し、「イエスは聖書の中で最も標準的なクリスチャン」だと言っていることを紹介しました。この記事では、彼が一線を越えてしまった理由の一つと思われる思想をご紹介します。 その前に、私がこのような…

ビル・ジョンソン イエスの神性を否定 その2

前回の記事では、「天が地に侵入するとき」の7章でビル・ジョンソンがイエスの神性を否定していることを指摘しましたが、この記事では、彼が動画の中でもイエスの神性を否定する発言を繰り返していることを報告します。 以下の動画は、ベテル教会の「アラバ…

ビル・ジョンソン イエスの神性を否定

「天が地に侵入するとき」の7章「油注ぎと反キリストの霊」を読んだのですが、読み始めて間もなく、驚くべきことが書かれていたので以下に抜粋しました。 But there is another spirit that works to ambush the church in every age. This power was ident…

ビル・ジョンソンによるすり替え

「天が地に侵入するとき」の6章「神の国と御霊」の中で、ビル・ジョンソンは、バプテスマのヨハネに関する聖書箇所を引用して、以下のように述べています。この記事ではこれを検証したいと思います。 Jesus sets a standard with this statement—John the …

ビル・ジョンソンによる逆転

「天が地に侵入するとき」の5章「天を祈り下す」を読んでみました。この章の抜粋を通して、ビル・ジョンソンの教えを吟味してみましょう。 "For our citizenship is in heaven, from which we also eagerly wait for the Savior, the Lord Jesus Christ."19…

ビル・ジョンソンへのインタビュー

シッド:一つの例で説明してください。ある人があなたの所に来て、「腰が痛いのです。」と言ったとします。その時、あなたの心の中ではどのようなプロセスがあるのですか? 何をするのですか? ビル:イエスは彼のところに来た人たちをすべて癒されましたし…

ビル・ジョンソンの横顔~新使徒的改革派~

●ニュー・アポストリック・リフォーメーション(NAR) ビル・ジョンソンは、New Apostolic Reformation/ニュー・アポストリック・リフォーメーション(直訳:新使徒的改革派)と呼ばれるムーブメントの一員である。NARは、ひと昔前に日本でも有名にな…

ビル・ジョンソンのまやかし

「天が地に侵入するとき」の4章を読んでみました。4章のタイトルは「信仰~見えない世界への錨(いかり)」です。原書P38の第二と第三段落でビル・ジョンソンは次のように持論を展開しています。 To encourage us in our capacity to see, Jesus gave specif…

ビル・ジョンソンの誤り その2

「天が地に侵入するとき」の原書P33の第二段落で、ビル・ジョンソンは以下のように述べていますが、これは取りも直さず、自らの持論が支配神学であることを露呈しています。 One of the tragedies of a weakened identity is how it affects our approach to…

ビル・ジョンソンの誤り

ビル・ジョンソンは、著書「天が地に侵入するとき」の原書P30で、彼の持論である支配神学の焼き直しを展開しています。支配神学(Dominion Theology)というのは、過去において改革派や長老派が陥った神学的誤りで、社会のあらゆる分野、政治、経済、科学、…

イエスが奇蹟を行ったのは、人としてか? その3

●問題点3 前述のとおり、イエスはご自分の神性をはっきり主張しておられる。従って、ビル・ジョンソンが言うように、イエスが人として奇蹟を行ったという解釈は誤りである。福音的な学者の場合、ヨハネの箇所に限らず、イエスの奇蹟はすべて神として行ったも…

イエスが奇蹟を行ったのは、人としてか? その2

●問題点2 ビル・ジョンソンは、ヨハネ5章でイエスが奇蹟を行ったのは、「不可能な領域に侵入しようとするすべての者の模範」となるためだったと言っている。これは正しいのだろうか。 ヨハネ5:17~23 17イエスは彼らに答えられた。「わたしの父は今に至るま…

イエスが奇蹟を行ったのは、人としてか?

近年、アメリカのカリスマ・ペンテコステ派による悪影響が日本の教会にも及びつつある。そのひとつは、「イエスが奇蹟を行ったのは単に人としてであり、聖霊の力によってのみそうした。だから私たちクリスチャンは、イエスを模範として奇蹟を行うべきなのだ…