ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

ビル・ジョンソンの横顔~新使徒的改革派~


ニュー・アポストリック・リフォーメーション(NAR)

 ビル・ジョンソンは、New Apostolic Reformation/ニュー・アポストリック・リフォーメーション(直訳:新使徒的改革派)と呼ばれるムーブメントの一員である。NARは、ひと昔前に日本でも有名になったピーター・ワグナー(フラー神学校の元教授)が創設した団体で、ローマ・カトリックプロテスタント正教会に継ぐ第四の流れを目指している。
 

●NARの信条

使徒による統治・・・NARはイエスが教会に使徒たちを任命したように、こんにちも使徒による教会統治が継続している信じている(注1)。

預言者・・・こんにちの教会におても預言者の役割があると信じている。

支配神学・・・神の国思想を持つ信者が霊の戦いを行い、地上に神の国の繁栄をもたらす必要があると考えている。

神政・・・神政を実現するため、神の国思想を持つ信者が社会の七つの分野(宗教、家庭、教育、政治、メディア、芸術およびエンタメ、ビジネス)を統治すべきと考えている。

聖書以外の啓示・・・信者は、聖書の内容と矛盾しない範囲の補完的啓示を神から受けれることができると信じている(注2)。

超自然的なわざ・・・癒やし、悪霊追い出し、預言などを信じている。

人間関係を土台とした教会統治・・・組織によらず、自発的で人間関係に基づいて使徒に従うことによる教会統治であるべきと考えている。
  

1・・・神学的に問題がある事項なので、後日、別記事で取り扱う予定。

2・・・聖書の十全性を犯す危険がある事項。余裕があれば、後日、取り扱う予定。
 

●物議となっているNARの特長

 カタールに本部があるニュースメディア「アルジャジーラ」は、NARを特集した記事の中でNARを「アメリカのタリバーン」と呼んだ。これは、NARの支配神学で使われる「霊の戦い」などの用語が、イスラム教過激派組織タリバーンと類似しているためだという。

 
 また、NARは政治的影響力を有している。アメリカのある政治評論家はラジオ番組の中で、キリスト教右派のロー・エングルやドン・フィントらは、NARの指導的立場にあると述べた。また第47テキサス州知事リック・ペリーの政治的見解が、NARの信条の影響を受けていることも指摘した。その他、カンザス州知事テキサス州選出の下院議員など、数名の有力政治家がNARと関わりを持っていると言われている。




参考文献:ウィキペディア英語版