ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

ビル・ジョンソンが一線を越えた理由 その1


 前回の記事では、ビル・ジョンソンがイエスの神性を否定し、「イエスは聖書の中で最も標準的なクリスチャン」だと言っていることを紹介しました。この記事では、彼が一線を越えてしまった理由の一つと思われる思想をご紹介します。
 
 その前に、私がこのような記事を書く理由を繰り返し説明しておこうと思います。
 

●預言の賜物
 
 それは現代におけるしるしや不思議、奇蹟を否定するためではありません。またカリスマ・ペンテコステ派そのものが悪だと言うためでもありません。
 
 私の妻には、第一コリント1210にある「預言」の賜物が与えられています。彼女は伝道者ピリポの4人の娘のひとりのような女性です(使徒2189)。
 
 妻は小集会の祈りや賛美のあとに、頻繁に預言を語り始めます。私と二人だけで祈るときは、当然のことながら、神は彼女を通して私に語り掛けてきます。
 
 神は家内の賜物を通して、私の思いの中にある考えを言い当てるばかりか、それに対する勧めの言葉や警告の言葉を頻繁に語ります。もちろんそれらの思いは、家内には話していないことです。本人が知る由もないことを平然と語ってくるのです。
 
 これまでの人生で、彼女の賜物を通して私がどれほど聖書どおりの神を体験してきたかは、言葉で言い尽くすことができません。
 
 もしこれをお読みのあなたがカリスマ・ペンテコステ派の方だとしても、預言の働きの経験度で言えば、私のほうが遥かにカリスマ・ペンテコステ的ではないでしょうか。 
 
 ですから私は、たとえ死んでも、こんにちにおける神の超自然的な働きを否定することはできません。
 
 その上で私は、カリスマ・ペンテコステ派を中心に起きている、間違った教えの動きを警告します。日本の教会を間違った教えから守りたいからです。
 
つづく