ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】神がくださるエネルギーとは? ピリピ2:13



 主に従うエネルギーをくださるのは、主ご自身である、というお話です。
 
 
人の責任
 
 パウロは、ピリピのクリスチャンたちに次のように書きました。
 
ピリピ2:12
そういうわけですから、愛する人たち、いつも従順であったように、私がいるときだけでなく、私のいない今はなおさら、恐れおののいて自分の救いを達成してください
 
 
「達成してください」と訳されているのは、カテルガゾマイという言葉で、
 
最後の最後まで努力することを意味します。 
 
 
 パウロはこのような言葉を使うことにより、
 
 賜物として受けた救いを、私たちが最後まで全うする責任があることを
 
 教えています。
 
 
従うためのエネルギー
 
 ではパウロは、私たちの独力で、つまり私たちの精神力や意志力で、
 
 死ぬまで主に従いつづけよ、と言っているのでしょうか?
 

 次の13節を見てみましょう。
 
 
ピリピ2:13
神は、みこころのままに、あなたがたのうちに働いて志を立てさせ、事を行なわせてくださるのです
 
 
「事を行わせる」と訳されているのは、エネルゲオーという言葉で、
 
 英語の「エネルギー」の語源になった言葉です。
 
 
 辞典には、次のような説明があります。
 
energéō (from 1722 /en, "engaged in," which intensifies 2041 /érgon, "work") – properly, energize, working in a situation which brings it from one stage (point) to the next, like an electrical current 
 
エネルゲオー厳密には、(人を)「元気づける」こと。
 
       特定の状況の中で電流のように働き、
 
       ある段階から次の段階へと事を進めること。 
 
 

 つまり神さまは、
 
 従うための元気やエネルギーを与えてくれますよ、とパウロは言っているのです。
 
 
 そこで新共同訳は、こう訳しています。
 
あなたがたの内に働いて、御心のままに望ませ、行わせておられるのは神であるからです
                                 ピリピ2:13
 
まとめ
 
 私たちの神は、面倒見がいい神さまだということですね。
 
 よかったです。
 
 
わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。わたしを離れては、あなたがたは何もすることができないからですヨハネ15:5
 
 
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