【ミニ投稿】刑事さんのように天を求める コロサイ3:1
天国はやんわりと求めるのではなく、
刑事さんが事件を調査するかのように、強く求める必要がある、というお話です。
●求める=捜査???
コロサイ3:1
こういうわけで、もしあなたがたが、キリストとともによみがえらされたのなら、上にあるものを求めなさい。そこにはキリストが、神の右に座を占めておられます。
この箇所で「求めなさい」と訳されている言葉「ゼテオー」について調べてみました。
すると単に「求める」だけは、含みが十分に伝わっていないことがわかりました。
zētéō – properly, to seek by inquiring; to investigate to reach a binding (terminal) resolution; to search, "getting to the bottom of a matter."
拘束力のある解決に至るために調査すること。
問題の真相を究明すること。
パウロは、上にあるものを調査しなさい、
天国の真相を究明しなさい、と勧めていることになります。
この言葉がそういう含みを持っていることは、
ゼテオーが使われている他の箇所を見るとうなずけます。
マタイ18:12
もし、だれかが百匹の羊を持っていて、そのうちの一匹が迷い出たとしたら、その人は九十九匹を山に残して、迷った一匹を捜しに出かけないでしょうか。
1ペテロ5:8
●まとめ
イエスさまは地上で伝道しているときにも、
「わたしが来たのは上からです。・・・わたしはこの世の者ではありません」
と言っていました。
精神的には天国にいて、そこからこの世に接していた、という感じです。
へブル書11章の、信仰の先人たちも同じでした。
私たちも、ゼテオーを実践した人たちを模範にしましょう。
これらの人々はみな、信仰の人々として死にました。・・・
地上では旅人であり寄留者であることを告白していたのです。・・・
事実、彼らは、さらにすぐれた故郷、すなわち天の故郷にあこがれていたのです。
へブル11:13、16
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