ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】デマスになってはいけない コロサイ4:14


 
 反面教師にすべき聖書の人物を見ておきましょう。
 
 
デマス
 
コロサイ4:14 
愛する医者ルカ、それにデマスが、あなたがたによろしくと言っています
 
 
 この箇所に出て来る、デマスについて辞典で調べてみました。
 
 ギリシャ語辞典によると、デマスという名前には
 
「民の総督」という立派な意味があることがわかりました。
 
 
 デマスはピレモンへの手紙にも登場します。
 
ピレモン1:24 
私の同労者たちであるマルコ、アリスタルコ、デマス、ルカからもよろしくと言っています
 

 彼が、パウロのお伴の一人であることがわかります。
 
 しかし2テモテの手紙にはこうあります。
 

2テモテ4:10 
デマス今の世を愛し、私を捨ててテサロニケに行ってしまい、また、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行ったからです
 
 
 日本語の聖句ではわかりませんが、
 
 原文では「今の世を愛し」「私を捨てて」「行ってしまい」の部分が単数形なので、
 
 世を愛してパウロのもとを去って行ったのはデマスだけであることがわかります。
 
 
 聖書辞典を調べると、このように書いてあります。
 
デマス
パウロがローマで最初に投獄されたときは、同伴者であり同労者であった(ピレモン124、コロサイ414。しかし後には、世に対する愛がデマスを支配し、使徒のもとを去った(2テモテ410
 
 
 

世を愛する=霊的姦淫
 
貞操のない人たち。世を愛することは神に敵することであることがわからないのですか。世の友となりたいと思ったら、その人は自分を神の敵としているのです
 
ヨハネ2:15 
世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません
 
 
 ヤコブの箇所で「貞操のない人たち」と訳されている言葉はモイハリースといい、

「姦淫の女」という意味です(使用箇所:ローマ73)。


貞操のない人たち」はモイハリースの複数形なので、

姦淫の女ども」というのが直訳です。
 
 
 ヤコブは神の霊感によってモイハリースという言葉を選んでいるのですから、
 
 神の目から見れば 世を愛すること=霊的姦淫 ということです。
 

 
まとめ
 
 デマスは立派な名前を与えられ、その名前は聖書に3回記されました。
 
 使徒パウロの弟子になる恵みに預かり、私たちには羨ましい限りです。
 
 しかし彼は世を愛して、道から逸れてしまいました。
 
 デマスのようにならないよう注意しましょう。
 
 
世も世にある欲も、過ぎ去って行きます。しかし、神の御心を行う人は永遠に生き続けますヨハネ2:17新共同訳)
 
 
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