【ミニ投稿】デマスになってはいけない コロサイ4:14
反面教師にすべき聖書の人物を見ておきましょう。
●デマス
コロサイ4:14
愛する医者ルカ、それにデマスが、あなたがたによろしくと言っています。
この箇所に出て来る、デマスについて辞典で調べてみました。
「民の総督」という立派な意味があることがわかりました。
デマスはピレモンへの手紙にも登場します。
ピレモン1:24
彼が、パウロのお伴の一人であることがわかります。
しかし2テモテの手紙にはこうあります。
2テモテ4:10
デマスは今の世を愛し、私を捨ててテサロニケに行ってしまい、また、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに行ったからです。
日本語の聖句ではわかりませんが、
原文では「今の世を愛し」「私を捨てて」「行ってしまい」の部分が単数形なので、
世を愛してパウロのもとを去って行ったのはデマスだけであることがわかります。
聖書辞典を調べると、このように書いてあります。
デマス
●世を愛する=霊的姦淫
世をも、世にあるものをも、愛してはなりません。もしだれでも世を愛しているなら、その人のうちに御父を愛する愛はありません。
「姦淫の女」という意味です(使用箇所:ローマ7:3)。
「貞操のない人たち」はモイハリースの複数形なので、
「姦淫の女ども」というのが直訳です。
ヤコブは神の霊感によってモイハリースという言葉を選んでいるのですから、
神の目から見れば 世を愛すること=霊的姦淫 ということです。
●まとめ
デマスは立派な名前を与えられ、その名前は聖書に3回記されました。
しかし彼は世を愛して、道から逸れてしまいました。
デマスのようにならないよう注意しましょう。
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