【ミニ投稿】真理=神の現実 1テモテ3:15
「真理」の意味に関するお話です。
●真理=現実
1テモテ3:15
神の家とは生ける神の教会のことであり、その教会は、真理の柱また土台です。
「真理」を辞典で調べたところ、こう書かれていました。
[In ancient Greek culture, 225 (alḗtheia) was synonymous for "reality" as the opposite of illusion, i.e. fact.]
錯覚の逆、すなわち事実。
「神の現実」という古い信仰書があります。
そのタイトルが、このギリシャ語の意味と関連しているかどうかはわかりませんが、
福音はおぼろげな概念ではなく、単なる宗教的な教えでもありません。
体験的にはっきりとわかる神の「現実」です。
神の「真理」が霊的「現実」になっていないなら、
私たちの信仰のあり方に、何らかの問題があるに違いありません。
●聖霊は福音を現実化する
少し昔のことですが、フィリピンの山岳地帯に伝道に行きました。
そこにある村では、ほんの1、2年前まで結婚という概念が存在せず、
服を着る習慣もありませんでした。
広場で福音を語った後、癒やしのミニストリーを行うと、
多くの人が癒やしを受けました。
ある中年の男性は、胸が痛くて腕が上がらない状態でした。
肺結核です。
祈った後で様子を尋ねると、男性は治ったと言いました。
でも本当かどうかわかりません。
アジア人は感情表現が地味なのです。
近くに漬物石くらいの大きな石があったので、私は男性の足もとに置きました。
「これを持ち上げてみてください」
すると男性は、その石を目の前の高さまで持ち上げることができました。
このとき初めて、男性は満面の笑顔を見せました。
神の現実を実感したのです!
●教会=真理の基盤
聖句の後りに「土台」という言葉が出てきます。
これを調べたら、次のように書いてありました。
hedraíōma – the base, which ultimately supports the foundation itself (used only in 1 Tim 3:15).
(1テモテ3:15でしか使われていない言葉)
「土台」と訳されている言葉は、
実のところ、土台の下にある基盤(堅い地面)のことでした。
聖書は、学校や大学が真理の基盤だとは言っていません。
教会が真理の基盤だと言っています。
神の真理は私たちの肩にかかっている、ということです。
この世において神の現実を示せる存在は、
御体なる教会しかありません。
私たちに対する、主の期待は大きいのです!
ますます神の現実を証していきましょう。
私のことばと私の宣教とは、説得力のある知恵のことばによって行なわれたものではなく、御霊と御力の現われでした。
それは、あなたがたの持つ信仰が、人間の知恵にささえられず、神の力にささえられるためでした。1コリント2:4~5
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