ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

イエスさまに会って教えを受けた?~聖書の十全性と現代の啓示~その3

 私がその2でマローニー氏について書いたことには、背景があります。マローニー氏にはフランシス・メトカーフ(故人)というメンターがいたのですが、彼女は度々イエスの訪問を受けたと主張しており、そのとき聖書にはない啓示を受けていたからです。
 
 このメトカーフさんについて、マローニー氏はイライジャ・リストの中で次のように紹介しています。
 
Before she passed away, she shared with me a vision that she had received from the Lord HimselfI mean that in a literal, face-to-face encounter with the Kingwherein He specifically called this remnant of people who would arise in the "end-times" (whatever that happens to mean...) the "Dove Company." 
 
引用元:イライジャ・リスト
 
 上記にあるとおり、このおばあさんは生前、文字通りエス・キリストご自身と顔と顔を合わせて語り合い、啓示を受け取っていたというのです。
 
 英文の最後に語られている「Dove Company/ダブ・カンパニー」というのは、その2で述べたマニフェスト・サンズ・オブ・ゴッドの言い換えです。つまり、マローニー氏の教えは、メトカーフさんの啓示に基づいているのです。
 
 ちなみにマローニー氏は、「ボイス・オブ・ザ・ダブ・カンパニー」という団体を形成し、その宰相を務めています。http://answeringthecry.com/James_Maloney.html
 
 また同氏は「Ladies of Gold」という本を書いていますが、この本はメトカーフさんが書いた小冊子のリメイクです。その中でメトカーフさんが次のように述べています。
 
1942年の1月から、主は私に語り始めました。・・・ある晩、私が何人かの仲間と熱心に祈っていると、突然私の霊が御霊に連れ去られました。私は天高く上り、第三の天に入った感覚がありました。・・・主は、サタンと支配者たちが天から追い出され、彼らの権威の座が、圧倒的な勝利を収めている聖徒たちに与えられることを啓示してくださいました。」
 
引用元:レイディース・オブ・ゴールド「WHAT THE SPIRIT SAITH」
 
●問題点
 前回ご説明した通り、黙示録をもって神の啓示は完結しました。ヨハネは黙示録22章で、使徒の権威をもって「もし、これにつけ加える者があれば、神はこの書に書いてある災害をその人に加えられる」と言っています。
 
 しかしメトカーフさんは、「サタンと支配者たちが天から追い出され、彼らの権威の座が、圧倒的な勝利を収めている聖徒たちに与えられる」という啓示をイエスから受けたと述べています。
 
 この内容は、聖書には書かれてい事柄です。つまりメトカーフさんは、エス本人から新しい啓示を受けたと証しているわけで、聖書の十全性を侵しています。彼女が受けた啓示は、神からのものではありません。
 
 しかも、一部のクリスチャンたちのよってサタンが天から追い出されるというのは、マニフェスト・サンズ・オブ・ゴッドの教えの一部でもあるのです。マローニー氏が、過去に異端的として告発された教えを復興させていることは明らかです。
 
 カリスマ・ペンテコステ派の教えや証には、細心の注意を払う必要があります。非聖書的な内容を含んでいることがしばしばあり、信仰の視点が逸らされる恐れがあるからです。