ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

ベテル教会の闇~内部活動体験者の証~パート1


 これは、ベテル教会(主任牧師:ビル・ジョンソン)の影響下で霊的誤りに陥り、後に解放された人の証です。非聖書的な教えを実践することによって起こる、危険な現象、書籍や説教では語られないベテル教会の実態の証です。
 
引用サイト:クロスワイズ ~真理の中を歩む~
 
 
訳注・・・証の投稿者はご主人ですが、証をしているのは投稿者の奥さまです。
 
 
危険な旅 ~極端なペンテコステ主義から解放された妻~
 
 2010年のはじめ、私はもっと情熱的な「キリスト教」を知りたい思いました。自分は礼拝者だとずっと自認してきましたし、主を礼拝することを実践している人々と親しくなりたいと思っていました。
 
 私たちの教会は、何が何でもリバイバルを引き起こそうとしていました。それで私は、ある日帰宅したとき、「リバイバル」とはどういうもので、どうすれば手に入るのかを調べることにしました。私はウエールズリバイバルや、チャールズ・フィニーなどについて調べました。
 
 私は自分の教会でも「リバイバル」が起きてほしいて思いました。ウエールズで起きた驚くような出来事について、読めば読むほど自分の教会でも同じことが起きてほしいと思いました。
 
 教会のメンバーのひとりが、ブラウンズビル・リバイバル(ペンサコーラ・リバイバル)にかかわったことがありました。彼女はそこで起きたリバイバルや、自分が受けた油注ぎについていろいろ話してくれました。祈ってもらいに行くと、毎回体が震えて床に倒れたそうです。
 
 興味をそそられた私は、ブラウンズビル・リバイバルに関する情報を集めました。ブラウンズビルのリバイバルでもトロント・ブレッシングと同じような聖霊の現れがありました。ブラウンズビル・リバイバルの後にはレイクランド・リバイバルが起きていました。
 
 はじめ私はとても警戒していました。自分が知っている聖書の神とは一致しないように思えたし、それらのリバイバルで起きている事柄を裏付ける聖書箇所が見当たらなかったからです。それでも私は、どうしようもなく神を感じたかったし、情熱的なクリスチャンに仲間入りしたかったのです。私はリバイバルの中には、情熱的な人たちがいるに違いないと思いました。預言の働きを含めて、霊的現象のいくつかは好奇心を駆り立てるものでした。それで私は、それにはまっていきました。
 
 当初は警戒心や不安な思いがあったにもかかわらず、私は極端に預言者的な人たちが、疑い深い人たちに向けて語る回答に耳を傾けるようになりました。
 
以下は彼らの回答例です。
 
んにち神は、新しいことを啓示しているのです。
 
*こんにち神は、より現代に適した方法でこの世に働いているのです。
 
リバイバルで起きていることが、神のものでないはずがありません。人々は教会という安全地帯の中で主に歌い、賛美しているではありませんか。
 
ダビデが道すがら踊っていたとき、人々は気違いじみていると思ったではありませんか。でもダビデは、主の御心を慕い求めた人物でした。霊的な現象もダビデの踊りと同じで秩序に反した行為ですが、神のものなのです。
 
ペンテコステの日に誕生した教会にも、まったく同様の霊的現象がありました。例えば、酔ったような行動です。あれは嘲笑する人たちが、弟子たちは酔ったふりをしていると思ったのです。ですから初代教会には酔ったような霊的現象があったに違いありません。
 
*ビル・ジョンソンは、物静かな口調で語る紳士ではありませんか。彼は神の人に違いありません。
 
*いろいろな所から人々が群れをなしてこれらの教会に集まっているのですから、良い教会に決まっています。
 
*終わりの日には、神の霊が民の上に注ぐのです。今起きているのが、まさにそれです。
 
聖霊を裁いてもよいのでしょうか。もし聖霊の名によって何かが起こっているのなら、それをしているのは聖霊に違いありません。
 
*それらの霊的現象が神のものでないと考える人たちは、パリサイ人です。(だから聖書に書かれていない事柄が起きているのを受け入れられないのです。)
 
*これらの霊的現象が神のものではないと考える人たちは、主からの特別な油注ぎを受けそこなっているのです。
 
 
 私はこれらの回答に説得され、はまっていきました。熱狂的な礼拝者たちと一緒にいたいと思うようになりました。それに、パリサイ人と呼ばれるのは嫌でした。彼らに仲間入りすることは、刺激的に見えたのです。
 
 こうして極端なペンテコステ主義やビル・ジョンソンの教え、ベテル教会、ジーザス・カルチャー(注)の音楽への旅が始まりましたが、この旅路がどれほど危険なものか、私には知る由もありませんでした。(強調は筆写)
 
 
注・・・ジーサズ・カルチャーとは、ベテル教会のメンバーで構成される現代的なワーシップバンド
 

つづく