ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】聖霊は遺産相続の前払い分 エペソ1:14


 
 聖霊にはいろいろな役割がありますが、遺産相続の前払いという役割もあります。
 
 
聖霊=遺産相続の前払い分
 
エペソ1:14 
聖霊は私たちが御国を受け継ぐことの保証であられます。これは神の民の贖いのためであり、神の栄光がほめたたえられるためです
 
 
 この箇所の「御国を受け継ぐことの保証」という部分は、
 
 読者にわかり易くするために意訳されています。
 
 
原文
ホ     エスティン アラボーン テス  クレロノミアス ヘモーン
関係代名詞 ~です    前金   冠詞  相続財産の   私たちの
 
 
 関係代名詞「ホ」は、13節の「聖霊」を受けています。
 
 それゆえ直訳型の岩波翻訳委員会訳はこうなっています。
 
岩波翻訳委員会訳
聖霊は私たちの〔受け取るべき全〕相続遺産の前払い額〔相当分〕であり、〔全相続遺産の〕取得という解放のため、神の栄光の称讃のためのものである
 
 
●前金
 
 ギリシャ語辞典でアラボーンを調べてみました。
 
arrhabṓn ("down-payment pledge") is the regular term in NT times for "earnest-money," i.e. advance-payment that guarantees the rest will be given. 728 (arrhabṓn) then represents full security backed by the purchaser who supplies sufficient proof they will fulfill the entire pledge (promise).
 
アラボーン(前金による誓い)とは、新約時代における「手付金」を意味する。
 
すなわち前払い金のことで、残額も支払われることを保証するもの
 
アラボーンは、購入者が約束をすべて果たすことを十分に証明するもので、
 
完全な安全保障を表している
 
 
●まとめ
 
 聖霊は、私たちが将来、神の王国を相続することを約束する
 
 父なる神からの手付金、ということです。
 
 聖霊の内住は、来るべき時代において、
 
 私たちが主とともに永遠に支配することを約束しているのです。
 
 畏れ多い約束ですね。
 
 
黙示録22:5 (新共同訳)
もはや、夜はなく、ともし火の光も太陽の光も要らない。神である主が僕たちを照らし、彼らは世々限りなく統治するからである
 
 
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