ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】パウロと共闘した女性たち ピリピ4:3


 
 パウロとチームを作るような形で、福音のために闘う女性がいた、というお話です。
 

ユオディアとスントゥヘ  

ピリピ42
ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください  



ユオディア:「成功した旅」または「よい香りの」という意味
 
Euodia (eu = to be well off + hodos = a way) means "prosperous journey", fine traveling, or in some sources has the meaning of "fragrant".
 
スントゥヘ:「幸いな出来事」という意味

 
(phroneo) essentially equates to personal opinion fleshing itself out in action
 
フロネオー行動の中であふれだしてきた個人的な意見
 


 2人の女性は、熱心のあまり働きの中で意見が対立していたようです。 
 
「一致してください」という部分にはフロネオーという言葉が使われていますが、
 
 直訳すると「同じ判断をしてください」「同じ考えを持ってください」となります。  


 
パウロと共闘した女性たち
 
ピリピ43(岩波翻訳委員会訳)
然り、真実な、軛を同じくする仲間よ、私はあなたにもお願いする。彼女たちを助けてくれるように。彼女たちは、福音において、私と共に、またクレメンスや他の私の同労者たちと共に闘ったのである。彼らの名前は生命の書に〔記されている〕
 
 
「共に闘った」と訳されているのは、スナスレオーという言葉で、
 
「他者と一緒に奮闘する」という意味です。
 
 
 一般社会では次のような意味で使われていました。
 
In secular Greek it referred to an athletic contest in which a group of athletes co-operated as a team against another team
 
世間一般のギリシャ語としては、スポーツ選手たちがもう一方のチームと対戦するに当たり、チームとして協力することを指していた
 
 
 ユオディアとスントゥヘは、パウロの宣教チームの一員のような立場で、
 
 福音のために共闘していました。
 
 素晴らしい熱心さです。
 
 
パウロのメッセージ
 
 パウロが云わんとしていることについて、次のように説明されています。
 
Paul's point as alluded to earlier is that Euodia and Syntyche were mature believers actively involved in the struggle for men's and women's souls. As emphasized earlier this fact points out that even the most mature, faithful, and committed people can become selfish and be embroiled in bitter conflict if they do not diligently seek to maintain the unity.
 
ユオディアとスントゥヘは成熟した信者で、男性や女性のたましいのために、
 
活発に奮闘していた。

とても成熟した、忠実で献身的な人であっても、
 
一致を保つ努力をしないなら、利己的になり苦々しい争いに巻き込まれる可能性がある
 
 
まとめ
 
 性別にかかわらず、熱心さが高じて意見が分かれるというのは
 
 いつの時代も同じですね。
 
 努力して、一致を保っていきましょう。
 
 
その務めのゆえに、愛をもって深い尊敬を払いなさい。お互いの間に平和を保ちなさい
                               1テサロニケ5:13 
 
 
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