ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

至高神が味方してくださる 詩篇9篇

 
詩篇9:1~2 
私は心を尽くして主に感謝します。あなたの奇しいわざを余すことなく語り告げます。
私は、あなたを喜び、誇ります。いと高き方よ。あなたの御名をほめ歌います
 
 
 ヘブル語辞典によると、「いと高き方」に当たるヘブル語はエルヨーンといいます。

 ダビデは、エルヨーンが神の名前だと言っています。

 なので、この記事中では、エルヨーンを神の名前として使おうと思います。
 

 またエルヨーンは、「至高者」という意味だそうです。
 
 そのため英語の聖書では、軒並み「Most High/至高者」と訳されており、
 
 文語訳でも同様です。

 
(NASB) 
I will be glad and exult in You; I will sing praise to Your name, O Most High.
 
われ( なんぢ)によりてたのしみ( かつ)よろこばん 至上者( いとたかきもの)よなんぢの( みな)をほめうたはん 
 
 
3~4節
 
9:3~4
私の敵は退くとき、つまずき、あなたの前で、ついえ去ります。
あなたが私の正しい訴えを支持し、義の審判者として王座に着かれるからです
 
 
「ついえ去る」というのは難しい日本語ですね。
 
 ネットで調べたところ、
 
廃止される 放棄される 消滅する 消える」という意味だそうです。
 
 新共同訳は、「滅び去った」と訳しています。
 
 
御顔を向けられて敵は退き倒れて、滅び去った
 
 
あなたの前で」という部分は、新共同訳では「御顔を向けられて」となっています。
 
 なぜでしょうか?

 調べたところ「あなたの」に当たる言葉の意味は、「あなたの」でした。


 主は私たちの敵に対して、顔を向けて立ち向かってくださるのです!
 
 至高神エルヨーンが私たちの味方をしてくださるので、敵は滅び去ります!
 
 このことについては、パウロも同調しています。
 
 
ローマ8:31、33、37 
神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。
神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。
私たちは、私たちを愛してくださった方によって、これらすべてのことの中にあっても、圧倒的な勝利者となるのです。  
 

恵み
 
 至高神エルヨーンに選ばれ、愛されているとは、なんという恵みでしょうか!
 
 2番目や3番目の神ではなく、最高の権威を持つ神なのです(マタイ2818)。
 
 私たちの信仰の父アブラハムも、エルヨーンから祝福されました。
 
 
創世記14:18~19 
また、シャレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒を持って来た。彼はいと高き神の祭司であった。彼はアブラムを祝福して言った。「祝福を受けよ。アブラム。天と地を造られた方、いと高き神より
 
 
 アブラハムを祝福したメルキゼデクは、イエス・キリストの型ですへブル717)。
 
 私たちは至高神の祭司イエスによって、エルヨーンに近づくのですへブル725)。
 
 
まとめ

 さて、至高神エルヨーンが味方をし、義と認めてくださっているのに、
 
 私たちは罪責感や恐れを持ち、不安になってしまうことがありますね。
 
 そういうときは、その感情に浸り続けるのを止め、エルヨーンを賛美ましょう。
 
 御言葉を宣言しましょう。
 
 そして宣言した約束に、信仰によって立ちましょう。
 
 エルヨーンは「尋ね求める者」を見捨てないからです。
 
 
詩篇9:10~11 
御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした主にほめ歌を歌え、シオンに住まうその方に。

 
 
   歌詞のはじめのほうに「エルヨーン」が出てきます。見つけてみてください。
 
 
↓最後までお付き合いくださり、ありがとうございました↓