至高神が味方してくださる 詩篇9篇
私は心を尽くして主に感謝します。あなたの奇しいわざを余すことなく語り告げます。
私は、あなたを喜び、誇ります。いと高き方よ。あなたの御名をほめ歌います。
ダビデは、エルヨーンが神の名前だと言っています。
なので、この記事中では、エルヨーンを神の名前として使おうと思います。
またエルヨーンは、「至高者」という意味だそうです。
文語訳でも同様です。
(NASB)
われ汝( なんぢ)によりてたのしみ且( かつ)よろこばん 至上者( いとたかきもの)よなんぢの名( みな)をほめうたはん 。
●3~4節
9:3~4
私の敵は退くとき、つまずき、あなたの前で、ついえ去ります。
あなたが私の正しい訴えを支持し、義の審判者として王座に着かれるからです。
「ついえ去る」というのは難しい日本語ですね。
ネットで調べたところ、
「廃止される 放棄される 消滅する 消える」という意味だそうです。
新共同訳は、「滅び去った」と訳しています。
御顔を向けられて敵は退き、倒れて、滅び去った。
「あなたの前で」という部分は、新共同訳では「御顔を向けられて」となっています。
なぜでしょうか?
調べたところ「あなたの前」に当たる言葉の意味は、「あなたの顔」でした。
主は私たちの敵に対して、顔を向けて立ち向かってくださるのです!
至高神エルヨーンが私たちの味方をしてくださるので、敵は滅び去ります!
このことについては、パウロも同調しています。
ローマ8:31、33、37
神が私たちの味方であるなら、だれが私たちに敵対できるでしょう。
神に選ばれた人々を訴えるのはだれですか。神が義と認めてくださるのです。
●恵み
至高神エルヨーンに選ばれ、愛されているとは、なんという恵みでしょうか!
私たちの信仰の父アブラハムも、エルヨーンから祝福されました。
創世記14:18~19
また、シャレムの王メルキゼデクはパンとぶどう酒を持って来た。彼はいと高き神の祭司であった。彼はアブラムを祝福して言った。「祝福を受けよ。アブラム。天と地を造られた方、いと高き神より。」
●まとめ
さて、至高神エルヨーンが味方をし、義と認めてくださっているのに、
私たちは罪責感や恐れを持ち、不安になってしまうことがありますね。
そういうときは、その感情に浸り続けるのを止め、エルヨーンを賛美ましょう。
御言葉を宣言しましょう。
そして宣言した約束に、信仰によって立ちましょう。
エルヨーンは「尋ね求める者」を見捨てないからです。
御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした。主にほめ歌を歌え、シオンに住まうその方に。
歌詞のはじめのほうに「エルヨーン」が出てきます。見つけてみてください。
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