ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

朝明けに、主を持ち望むダビデ王の祈り 詩篇5篇

 
 
 

Give ear to my words O Lord
Consider my meditation
Harken unto the voice of my cry
My King and my God
For unto Thee will I pray
My voice shalt Thou hear in the morning
O Lord in the morning
Will I direct my prayer
Unto Thee and will look up
 
 
詩篇5:1~3
私の言うことを耳に入れてください。主よ。私のうめきを聞き取ってください。
私の叫びの声を心に留めてください。私の王、私の神。私はあなたに祈っています。
主よ。朝明けに、私の声を聞いてください。朝明けに、私はあなたのために備えをし、見張りをいたします。
 
 
 冒頭の賛美は、上記の箇所が歌詞になっています。
 
 1節前半の原文を直訳すると、「私の言葉に耳を傾けてください、主よ」で、
 
Give ear to my words O Lord」という英語の歌詞そのものです。
 
 
 新改訳のほうで「聞き取る」と訳されているのは、
 
「理解する、考慮する」という意味の言葉です。
 
「私のうめきをわかってかってください」「この苦しみを考慮してください」
 
 という感じの訴えでしょう。
 
 
 2節で「叫び」と訳されているのは、「助ける」という動詞です。
 
Help!/助けてください!の声に心を留めてください、というのが直訳です。
 
 切実な思いで祈っていることが伝わってきます。
 
 
私はあなたのために備えをし、見張りをいたします」の部分は、
 
 新共同訳では「わたしは御前に訴え出てあなたを仰ぎ望みます
 
 口語訳は「わたしは朝ごとにあなたのためにいけにえを備えて待ち望みます」で、
 
 訳がバラバラですね。
 
 
 コンプリート・ジューイッシュ・バイブルとNETバイブルの訳は、新共同訳と似ています。
 
 
I lay my needs before you and wait expectantly.CJB

私は、私の必要をあなたの前に起き、期待して待ち望みます。
 
I will present my case to you and then wait expectantly for an answer.(NET)

私は私の訴えをあなたに提示し、期待して答えを待ち望みます。
 
 
感想
 
 私が印象に残ったのは、
 
 2節の「助けてください!という声に心を留めてください」という部分です。
 
 たびたび危機的な状況に置かれたダビデ王の心中が、如術に現れていると思います。
 
 彼の心を注ぎだす祈りに主は応えてくださり、ダビデを救い出してくださいました。
 
 私たちもあやかりたいところです。
 
 
詩篇5:11
こうして、あなたに身を避ける者がみな喜び、とこしえまでも喜び歌いますように。
あなたが彼らをかばってくださり、御名を愛する者たちがあなたを誇りますように
 
 
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