ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

ダビデの救い主=私たちの救い主 詩篇18篇


詩篇18:1~3
彼はこう言った。主、わが力。私は、あなたを慕います。
主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら。
ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる。
 

 この詩篇の説明には、次のように書かれています。
 
主がダビデすべての敵の手、また、サウルの手から救い出されたとき、彼はこの歌の言葉を主に述べた。」新共同訳
 

 この説明からわかるとおり、ダビデは数々の敵から救い出されました。

 この詩篇は、その実体験に裏打ちされた力強い詩であることがわかります。
 
 1節の「慕います」の部分は、聖書によっていろいろな言葉で訳されており、
 
 それぞれに味わいが感じられます。私は個人的に、文語訳が気に入りました。
 
 
新改訳:主、わが力。私は、あなたを慕います
 
口語訳:わが力なる主よ、わたしはあなたを愛します

文語訳:ヱホバわれの力よ われ切になんぢを愛(いつく)しむ
 
 
 ちなみに七十人訳を見たところ、アガパオーを使っていました。
 
᾿Αγαπσω σε κριε ἡ ἰσχς μου.
私は愛します あなたを  主よ  強さ  私の
 
 私はあなたを愛します。主よ、わが力
 
 
●2節~3節
 
主はわが巌、わがとりで、わが救い主、身を避けるわが岩、わが神。わが盾、わが救いの角、わがやぐら

 
「救い主」の部分は、「解放するという意味のヤシャyasha変化したもので、
 
 3節の「敵から救われる」の部分にも同じ言葉が使われています。

 
ほめたたえられる方、この主を呼び求めると、私は、敵から救われる
 
 
 このことは、ダビデの「救い主」と私たちの救い主が、
 
 同一人物であることを示しています。
 
 そのことは、この先を読んでいただくとわかります。
 
 
イエス・キリストとの関わり
 
 上記の「ヤシャ」と、ヤーウェを表す聖四文字YHVHが合わさってできたのが、
 
ヨシュア」(ヤーウェは救う)という名前です。
 
 七十人訳ギリシャ語)では、ヨシュアのことをイェスースと言います。
 
 このイェスースは、イエス・キリストの「イエス」と同じギリシャ語です。
 
 それゆえ、マリアの夫ヨセフに現れた天使の言葉は、
 
 まさにヤーウェから遣わされた天使らしい言葉だと言えます。

 
マリヤは男の子を産みます。その名をエス(ヤーウェは救う)とつけなさい。
この方こそ、ご自分の民をその罪から救ってくださる方ですマタイ1:21
 
 
ラビが見た幻
 
 

 このビデオは、
 
 イツハック・カドゥリ(108歳)というラビが亡くなる数ヶ月前に見た幻の中で、
 
 イスラエルのメシアが自分の名前をこのラビに示したという興味深い内容です。
 
 2:27~から隠されたメシアの名前を示すフレーズが映りますが、
 
 そのフレーズの頭文字を集めると、「Yehoshua」(ヨシュア
 
 または「Yeshua」(イェシュア)になるそうです。

 イェシュアは、ヘブル語の「イエス」です。 

 メシアは幻の中で、「わたしはすぐに来る」とラビに語ったそうです。
 
 
恵み
 
 今日(11/16)のデイリー・オーディオ・バイブルは、へブル書でした。
 
 へブル書では、イエスさまは、
 
永遠の契約の血による羊の大牧者と呼ばれています(へブル13:20)。
 
「羊」の部分は、原文では複数形で書かれており、
 
 私たちクリスチャンを指していることがわかります。
 
 私たちは恵みによって、ヤーウェの永遠の契約に預かったのです!

 牧師さんも、メッセージの中で同じことを言っています。
 
 それが正しいことは、イエスさまご自身の言葉からもわかります。
 
 
わたしは彼ら(27節の「わたしの羊」)に永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません
                                 ヨハネ10:28
 

 不思議と驚きに満ちた救いの恵みを、改めて感謝したいと思います。
  
 
いつも応援してくださり、ありがとうございます(^o^)