ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

ハイライト その1

汽灰螢鵐箸裡隠云蓮Γ隠款蓮■吋謄皀藤押В隠欧暴颪れている、集会における女性のあり方に関して、非常に優れた考察をしている論文を発見しました。

そこで、その論文のダイジェスト翻訳を掲載しようと思い、ダイジェスト的な翻訳をしたのですが、それでも非常に長い文章になってしまったため、ハイライトの部分だけをまずアップすることにしました。

このハイライトの部分を読んでも納得しかねる方は、のちほどアップするダイジェスト訳を読んでください。

この論文の翻訳は、「集会における女性たち」という書庫に納めていきます。



----------------------------------------------------------------------------------------



タイトル:「集会における女性たち」-論争点と解釈-(汽灰螢鵐硲隠粥В械粥腺械機法  

著者:ジョン・マーク・ヒックス  マグノリア・バイブル・カレッジ

WOMEN IN THE ASSEMBLY:ISSUES AND OPTIONS (FIRST CORINTHIANS 14:34-35)
John Mark Hicks Magnolia Bible College


-------------------------------------------------------------------------------------

機(弧と問題

文脈

パウロは、2つのルートでコリント教会の問題点について聞き及びました。一つは、コリント教会からの手紙です。そこには、具体的質問事項が書かれていました(7:1)。2つ目は、コリント教会から何人かの人々がパウロを訪れ、彼らから聞き及びました(例:1:11のクロエの家の者、16:17のステパナ、ポルトナト、アカイコ)。1章~6章の内容は、紛れもなくクロエの家の者から聞いたことに対するパウロの応答です。

一方、コリント教会からの手紙への答えを書くに当たっては、パウロは、「さて~」「次に~」という特定の書式を使用しました(7:1、25、8:1、12:1、16:1)。

しかし11章の、かぶり物と主の晩餐に関する問題を提起するに当たっては、パウロは、手紙向けの書式を使っていません。このことは、コリント教会からエペソにいるパウロを訪ねた者から直接聞いたことについて答えていることを示していると思われます。11章における2つの主題について書くに当たり、パウロは、「私はあなたがたをほめたいと思います」というフレーズによって書き始めました。かぶり物については、パウロはコリントの教会をほめています(11:2~16)。主の晩餐については、彼らを叱っています(11:17~34)。


男性は、祈りと預言をするとき、かぶり物はつけません。彼らのかしらであるキリストに敬意を表するためです(11:4,7)。女性は祈りと預言のときにかぶり物をつけます。彼女たちのかしらである男性に敬意を表するためです(11:5、10)。ここでのポイントは、敬意を表するかどうかです。自分のかしらに対しては、文化的に適切な形で敬意を表する必要があります。外見によって、男性はキリストに敬意を表し、女性は男性に敬意を表すのです。この表敬の原則は、創造の秩序に土台を置いています(11:8~9)。

とは言っても、女性の立場がないがしろにされてはなりません。女性には、権利があるからです(11:10、この聖句の原意は後述)。また男性も、女性から独立して存在するわけではありません(11:11~12)。ポイントは、文化的に適切な服装をすることによって、女性がかしらである男性に、適切に敬意を表することにあります。それゆえ女性は、かぶり物をつけなければなりません。と同時に、かぶり物をつけることにより、女性には、祈りと預言をする権利が与えられるのです(11:10)。


問題点

11:5と14:34の間に、重大な不調和があることは明白です。11:5でパウロは、女性が祈ったり、預言する事実を認めています。11:5で問題となっているのは、単に服装のことだけです。しかし14:34では、パウロは女性が集会の中で話すことを禁じています。パウロは、11:5で是認したことを、14:34で禁じているのでしょうか。答えは明白に「いいえ」です。では、この聖句をどのように理解すればよいのでしょうか。