ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

クリスチャンとポストモダニズム その1


 ポストモダニズム(ポスト近代主義)の影響が如何なるものかを、上手く説明している記事がありましたので、何回かに分けて抄訳を掲載します。
 
 ポストモダニズムの影響は、日本の福音派にも既に現れています。例えばクリスチャン・トゥデイの記事に明確な影響が見られ、身近な霊的危険因子と言えます。
 
 油断していると知らぬ間に悪影響を受けかねませんので、ぜひアンテナを張ってご注意ください。
 
 まずは、ポストモダニズムの影響がどういうものか、以下の抄訳で確認しましょう。
 
 

 
最近、行なった聖書研究で、あるが私にこう言いましたこの箇所の意味文脈の中では一つだけですが、聖霊私に、まったく違う意味を示しています」と
 
私は、聖霊む人の願望に合わせて同じ箇所別の意味で用いるでしょうかと尋ねました。
 
私は用いると思います」と、彼は答えました。彼は多元者だったのです
 
(訳注:ポストモダニズムの特徴の一つは、真理は唯一ではなく、受け取り手次第で幾通りにもなると考えることです。)
 
彼は間違いなく新生していますが、真理の考え方においてこの世の影響を強く受けていました。
 
私が何を問題視しているかという、彼は自分がなぜそ考えるのか、説明できなかったことです。また彼は、自分意見と聖書の意味を区別できませんでした
 
聖書の意味していることが自分の思いどおりであってほしいという願望が、聖書を注意深く理解することよりも優先されていたのです
 
これは問題です。このような考え方は、聖書が神の言葉だと考えていないようなものですし、聖書を単なる知恵の寄せ集めに格下げすることにもなります
 
つづく