ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

神の主権的御心

2 神の主権的御心

これは神の「随意的御心」とも呼ばれます。この意志は人間には隠されています。神が行なうこと、あるいは、神が許容する出来事はすべて、神の主権的御心なのです。神は全能です。つまり神は力強い方で、神にできないことは一つもありません。しかし同時に、神は全知です。つまりすべてのことを知っておられます。過去、現在、未来にわたるすべての出来事をご存知です。

ここで永遠なる過去に戻ってみましょう。全知なる神は、宇宙を創造する以前に未来を見通しておられました。神の目には、すべての出来事が見えています。あらゆる人間が営むあらゆる行為が、神の目には見えています。なおかつ神は全能です。ということは、何かが起こる前にそれを起こらなくすることができます。

仮に私が、明日シャツのボタンをなくすとしましょう。神はそれを永遠の過去にすでに見ておられました。神はこの出来事が起こらないようにする力を持っています。しかし神は全知全能でありながらも、私がボタンをなくすことを許容したわけですから、そのことは神の主権的御心であったと言うことができるのです。

神が全知であり全能であるということは、すべての出来事を起こすか起こさないかを前もって決めることができるということです。そこで、これを神の主権的御心あるいは随意的御心というのです。

それでは、どうしたら神の主権的御心を知ることができるのでしょうか。それは神があなたに、主権的御心を超自然的な方法で断片的に啓示してくださった場合にのみ、知ることができるのです。さもなくば、歴史の本を読むしかありません。もし歴史書が正確であるなら、神の主権的御心のうち、過去の部分に関しては知ることができます。

というわけで、神は主権者です。もし何事かが起こった場合、それは神の御心です。というのは、神はそれをご覧になられて、起こることを許容されたからです。


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