自由意志と救い
「あなたがたがわたしを選んだのではありません。
わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。」
ヨハネ15:16
私はこれまで、人は自分の意志で神を選べると思っていました。
上記の御言葉に関して、以前所属していた団体では、
神の選びは、同時に人の選びでもあると教えられました。
神が恵みによって私たちを選び、救いを与えてくださるのですが、
同時に人の側でも神を信じることを選んでいると・・・。
私は自分でもこの考えは正しいと思い、
人は神に従うかどうかを選べると、傲慢にもそう思ってきたのです。
確かに、この考えが、完全に間違っているわけではありません。
しかし完全に正しいとも言えないと思います。
「この人々は、血によってではなく、
肉の欲求や【人の意欲】によってでもなく、
ただ、神によって生まれたのである。」
ヨハネ1:13
この御言葉の中の「意欲」は、
原語では「決断、選択、意向」などの意味です。
そこで英語の聖書では、意志(will)と訳されています。
つまりこの御言葉が言わんとすることは、
「人の意欲」=人間の意志、選び、決断によっては、
主を信じることはできない、ということです。
人の自由意志はアダムの罪によって堕落し、
神の方向に向くことすらできないのです。
「肉の思いは神に対して反抗するものだからです。」ローマ8:7
そこで聖書はこう言っています。
「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。
それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。」エペソ2:8
確かに人は内側で信じる決断をするのですが、
「信じようかな」という思いになること自体が、
上からの賜物ということでしょう。
私は、自分の自由意志で神を信じることを選んだのだと思ってきましたが、
自分で選んだというよりは、
上からの賜物を受け取ったに過ぎないのです。
●まとめ
人が神を信じるとき、確かに自分の側でも信じる決断をするのですが、
それは自発的なものではなく(自然に人間の内側から湧いてくるものではなく)、
神の恵みによって(聖霊が私の思いに働いてくださり)、
信じようという思いにさせていただいているのだと思います。
恵みがなければ、
私たちは、信じようという思いにすらならないのだと思います。
Rom 9:16
事は人間の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神によるのです。
主よ。私を憐れんでくださって、ありがとうございます。
わたしがあなたがたを選び、あなたがたを任命したのです。」
ヨハネ15:16
私はこれまで、人は自分の意志で神を選べると思っていました。
上記の御言葉に関して、以前所属していた団体では、
神の選びは、同時に人の選びでもあると教えられました。
神が恵みによって私たちを選び、救いを与えてくださるのですが、
同時に人の側でも神を信じることを選んでいると・・・。
私は自分でもこの考えは正しいと思い、
人は神に従うかどうかを選べると、傲慢にもそう思ってきたのです。
確かに、この考えが、完全に間違っているわけではありません。
しかし完全に正しいとも言えないと思います。
「この人々は、血によってではなく、
肉の欲求や【人の意欲】によってでもなく、
ただ、神によって生まれたのである。」
ヨハネ1:13
この御言葉の中の「意欲」は、
原語では「決断、選択、意向」などの意味です。
そこで英語の聖書では、意志(will)と訳されています。
つまりこの御言葉が言わんとすることは、
「人の意欲」=人間の意志、選び、決断によっては、
主を信じることはできない、ということです。
人の自由意志はアダムの罪によって堕落し、
神の方向に向くことすらできないのです。
「肉の思いは神に対して反抗するものだからです。」ローマ8:7
そこで聖書はこう言っています。
「あなたがたは、恵みのゆえに、信仰によって救われたのです。
それは、自分自身から出たことではなく、神からの賜物です。」エペソ2:8
確かに人は内側で信じる決断をするのですが、
「信じようかな」という思いになること自体が、
上からの賜物ということでしょう。
私は、自分の自由意志で神を信じることを選んだのだと思ってきましたが、
自分で選んだというよりは、
上からの賜物を受け取ったに過ぎないのです。
●まとめ
人が神を信じるとき、確かに自分の側でも信じる決断をするのですが、
それは自発的なものではなく(自然に人間の内側から湧いてくるものではなく)、
神の恵みによって(聖霊が私の思いに働いてくださり)、
信じようという思いにさせていただいているのだと思います。
恵みがなければ、
私たちは、信じようという思いにすらならないのだと思います。
Rom 9:16
事は人間の願いや努力によるのではなく、あわれんでくださる神によるのです。
主よ。私を憐れんでくださって、ありがとうございます。