ダビデの日記

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幕屋

ディボーション日記


幕屋



「第二の垂れ幕のうしろには、至聖所と呼ばれる幕屋が設けられ、 そこには金の香壇と、全面を金でおおわれた契約の箱があり、箱の中には、マナのはいった金のつぼ、芽を出したアロンの杖、契約の二つの板がありました。」 ヘブル9:3,4



昨日のことですが、ヘブル9章を読みました。

「至聖所」のことが気になったので、少し調べてみました。



●至聖所

「至聖所」は「聖所」の奥にある、一辺が約4.5メートルの立方体の空間でした。

皆さんご存知と思いますが、天にある「新しいエルサレム」も立方体です。



「都は四角で、その長さと幅は同じである。彼がそのさおで都を測ると、一万二千スタディオンあった。長さも幅も高さも同じである。」(黙示録21:16)



こちらは、一辺約2、220キロメートルの立方体です。

至聖所は、新しいエルサレムの型でした。



この至聖所は「仕切りの垂れ幕」で仕切られていました。

この垂れ幕を通って、大祭司が年に1度だけ、至聖所に入ることが出来ました。



この「垂れ幕」にはケルビムが織り込まれていました。

アダムとエバが罪を犯し、エデンの園を追放されたときに、

いのちの木への道を守り、

神の世界と人の世界を隔てるために置かれたものです。



「今、彼が、手を伸ばし、いのちの木からも取って食べ、永遠に生きないように。」
・・・こうして、神は人を追放して、いのちの木への道を守るために、エデンの園の東に、ケルビムと輪を描いて回る炎の剣を置かれた。(創世記3:22~24)




至聖所の中には、「契約の箱」がありました。

この箱のフタに当たる部分は、「贖罪蓋」と呼ばれています。

この原語(ヘブル語)のカッポーレスの直訳は、「覆うもの」です。

すなわち「贖罪蓋」は「罪を覆うもの」という意味で、

キリストの十字架を表しています。

(参考文献:「新聖書辞典」、いのちのことば社




私たちは、アダムの罪によって神と隔絶されました。

神の世界には入れない者となってしまいました。

でも、イエスさまの十字架のおかげで、

「新しいエルサレム」に入れるようになりました。




この「新しいエルサレム」は、イエスさまと結婚します(黙21:2、9~10)。

エスさまは、私たちと永遠に一体になりたかったので、

十字架にかかり、その道を開いてくださいました。

ハレルヤ\(^▽^)/