ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

民さんへのレス

>1テサロニケ5:19・20では、19節の御霊を消してはなりません。は、パウロ書簡を通して解釈すると信仰によって義とされる者は御霊が与えられていることを逆説的に表現しているのでは…と捉えています。

>20節については、テサロニケ人の終末信仰への警笛だと思っているので、終末の預言を指していると解釈していましたのでコリントの連動性から、なるほどと思いました。
 
ダビデのレス
 
Ⅰテサロニケ5:12以降、パウロは単発的にいろいろな分野に関して広く述べています。

統一されたテーマが、文脈の中に読み取れません。

20節の「預言」が、旧約聖書の終末預言を指しているという説があります。

私が敬愛する、ジョン・マッカーサー氏がその解釈のほうが妥当だとしています。

しかしもしそうだとすると、21節との整合性がなくなります。

旧約聖書の預言は言うまでもなく神の霊感によって書かれたものですから、見分ける必要はなく、「本当に良いもの」ばかりだからです。

この理由から、私は20節の「預言」は、Ⅰコリントやその他の書簡で述べられている「預言」、1世紀の諸教会で実践されていた預言だと思います(Ⅰテモテ1:18、同4:14)。

だとすれば、19節の意味も、聖霊の働きを消してはいけないという意味であろうと考えます。