ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】逆をやっていませんか? 1ヨハネ2:5


 
 ヨハネの言葉が、神の愛の目標を教えています。 


ロゴス
 
1ヨハネ2:5 
しかし、みことばを守っている者なら、その人のうちには、確かに神の愛が全うされているのです。それによって、私たちが神のうちにいることがわかります
 
 
「みことば」と訳されているのはロゴスです。
 
 辞典によると、「言葉で表現された論理」「思いの現れ」が原義です。
 
 ヨハネ11は、「御霊によって父なる神の思いを表現するキリスト」を意味する、
 
 とあります。

 
 なので「みことばを守っている者」というのは、
 
 御霊の導きにより、キリストの言葉/神の思いを実践している人、

 という感じですね。 

 
「神の愛が全うされている」とは?
 
「全うする」はテレオオーという言葉です。
 
「テレ」の部分は、テレスコープのテレで、
 
 海賊が使っていた伸縮式の望遠鏡を一番長く伸ばして、
 
 機能を最大限に引き出した状態を表すのが、テレオオーだそうです。
 

 そいうわけで、「目標の段階に到達する」というのがテレオオーの意味です。
 
 これの受け身形が完了時制で使われています。
 

 わかりやすく表現すると、
 
 みことばを守っているなら、その人の中に、神の愛の目標が達成されている
 
 ということになります。  

 
まとめ
 
 神の愛の目標は、私たちが神の思いを行うようになることです。
 
「神さまに愛された~い!」と思って、
 
 行いによって神の愛を獲得しようとしている人はいませんか?
 

 クリスチャンの中には、神に愛されようとして何かを頑張っている人がいます。
 
 そういう人は逆をやっているのです。
 

 ヨハネが言っているのは、
 
 まず人の心に神の愛が現され、
 
 その結果、目標が達成されて、その人が御言葉を守るようになる、ということです。
 

 これが正しい順番です。
 
 神の愛は、行いで勝ち取るものではありません。
 
 
なぜなら、私たちに与えられた聖霊によって、神の愛が私たちの心に注がれているからですローマ5:5
 
 
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