ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

終末に関する教え

十二使徒の教訓」最終章の16章には、終末に関する教えが書かれている。

「終わりの時期には偽預言者と損ねる人々とが増え、・・・愛は憎しみにかわるであろう。・・・またそのとき、世をまどわすもの神の子と称してあらわれ、しるしと奇蹟とを行なうであろう(マルコ13:22)。地は彼の手にわたされ、彼は永遠より今までおこったことのないような不法を行なうであろう。そのとき、人間界は試練の火の中に入れられるであろう。・・・しかし、その信仰にとどまった人々は、呪われた方(=キリスト)自身によって救われるであろう(マルコ13:13)。またそのとき、真理のしるしが現れるであろう。すなわち、先ず天の開くしるし、次いでラッパのひびきのしるし、そして第三に、死人の復活がおこる(汽灰螢鵐硲隠機В毅院■毅佳勝法ただし、すべての人の復活がではなく、「主とまた彼と共にすべての聖徒が来るであろう」(ゼカリヤ14:5)と言われたように起こる。そのとき、世は主が天の雲に乗って来るのを見るであろう(マルコ13:26)。」


感想:「十二使徒の教訓」は、いわゆる患難後携挙説に近いようだ。しかしラッパの響きの際、死者の復活と同時に、生きている信者が一瞬にして(朽ちない体に)変えられるとパウロは言っているが、この生きた信者の変身については、まったく触れていない。

またラッパの響きのうちに主が天から下って来られ、生き残っている私たちが一挙に引き上げられ、空中で主と会うとパウロは言っているが、それについても触れていない。

ただし「ラッパのひびきのしるし」というのが、変身や携挙を指しているなら話は別だが。


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