ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

「使徒教父文書」を読んで

「クレメンスの手紙 コリントのキリスト者へ(Ⅰ)」を読んで  その1

「クレメンスの手紙 コリントのキリスト者へ(機法廚鯑匹鵑 ●クレメンスとは? アレクサンドリアのクレメンス(150年?-215年?)は2世紀の人物で、初期キリスト教を代表する神学者の一人。エジプトのアレクサンドリアで活躍したため、この名で呼ばれる。ギ…

バルナバの手紙

「使徒教父文書」の中に、「バルナバの手紙」というのがある。律法の意味を霊的に解き明かしたり、アザゼルの山羊が如何にキリストの予型を示しているかなどを教えたり、興味深いことが書かれている。しかし次のような、とんでもないことも書かれている。 4…

終末に関する教え

「十二使徒の教訓」最終章の16章には、終末に関する教えが書かれている。 「終わりの時期には偽預言者と損ねる人々とが増え、・・・愛は憎しみにかわるであろう。・・・またそのとき、世をまどわすもの神の子と称してあらわれ、しるしと奇蹟とを行なうであ…

監督と執事の選択

15章には、監督と執事の選び方について書かれている。 「自分たちのために、温和で、金銭を愛さず、真実で、保証済みの人々を、主にふさわしい監督と執事として選びなさい。彼らもあなたがたのために、預言者および教師の務めを果たすのである。彼らを軽ん…

巡回奉仕者

「十二使徒の教訓」13章には、使徒以外の巡回奉仕者に関して書かれている。 「すべての誠実な預言者があなたがたのところにとどまることを望む場合には、彼はその食物を受けるにふさわしい(マタイ10:10、汽灰螢鵐硲后В隠魁ぃ隠粥法誠実な教師の場合…

「十二使徒の教訓」 その2

●おもしろいと思った箇所 その2 9章には、聖餐のやり方について書いてある。 最初に「杯」について感謝するよう書いてあり、その際の感謝の言葉も書いてある。 次に「パン」についての感謝の言葉が書いてある。 そして10章1節に「満腹をした後、次のよ…

「十二使徒の教訓」 その1

「使徒教父文書」を読んで 初期の教会について学ぶ中で、「使徒教父文書」なるものに興味を持った。ここでは、その感想を書こうと思う。 「使徒教父文書」とは、うんとわかりやすく言うと、新約聖書になりそこなった文書である。著者たちは、自分が使徒であ…