ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

未信者と信者の結婚関係 その2

前回の日記の続編のようなものです。
 
●つり合わぬくびき
クリスチャンは、神の国の国民です(ピリピ3:20)。「神に選ばれた者」です(コロサイ3:12、ローマ8:33)。一方、未信者は、霊的には異邦人です(エペソ2:12)。聖書の神は、神の民が異邦人と結婚することを昔から禁じています(申命記7:3、エズラ10:2~4、10~11)。それゆえⅡコリント6:14でパウロは、「不信者とつり合わぬくびきをいっしょにつけてはいけません」と述べ、信者が未信者と結婚することを禁じています。

●未信者と既婚の場合
では、すでに未信者と結婚している人が救われた場合どうなのかというと、Ⅰコリント7:12~13にあるとおり、未信者の配偶者が信者の配偶者との夫婦関係を承諾している場合、信者の配偶者は離婚してはいけないと教えられています。つまり神は、その結婚を是認してるのです。

●語法からの解釈
7:14で「(妻/夫)によって」と訳されているギリシャ語はエンという前置詞で、英語のinに当たります。たとえばエペソ1:7の「この方にあって私たちは、その血による贖い、罪の赦しを受けています」の「にあって」がエンです。

さて、「キリストにあって」というとき、この「にあって」は何を意味しているでしょうか。それはキリストとの関係です。

この聖句は原典において、未信者の配偶者は信者の配偶者にあって聖められていると書かれており、その「にあって」は配偶者との関係を示しています。

●結論
というわけで7:14の「聖められている」とは、未信者の配偶者が信者との夫婦関係において神から配偶者として認められている、という感じの意味です。子どもが「聖い」とは、結婚関係が神から是認されているので、その間に生まれた子どもも神から祝福されているということです。