ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

「あなたは、恵みによって救われた罪人じゃないよ。」だって?


 下記のサイトに行くと、宣教師が動画でヴァロトンと同じことを日本語で教えています。
 
 これを見ると、たとえキリストの名によって語られる説教でも、吟味が必要であることがよくわかるはずです。
 
 説教の場合、こちらが深く考える前に説教者はどんどん話を進めますので、聖句が挙げられ、それらしい説明をされると、「へえ~。そうなのか」と受け入れてしまいます。
 
 そこが危ない。
 
 でも聖書の内容を体系的に知っていれば、騙されずに済みます。
 
まだ乳ばかり飲んでいるような者はみな、義の教えに通じてはいません。幼子なのです。しかし、堅い食物はおとなの物であって、経験によって良い物と悪い物とを見分ける感覚を訓練された人たちの物です(へブル51314
 
 
 この御言葉に「おとなの」という言葉がありますが、これはエペソ413の「完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身丈にまで・・・」の部分と同じギリシャ語が使われています。
 
 この言葉は、「完成した」「何ひとつ欠けたところのない」「完全な」という意味ですが、人間に使われた場合は「成熟した」とか「大人の」という意味になります。
 
 「経験」は「習慣」、
 
 「感覚」は「知性的機能」という意味の言葉、  
 
 「訓練する」は「活発に知性や体を使う」ことで、スポーツの練習などを表すときに使われます。
 
 つまり霊的な大人とは、習慣的に知性を使って霊的に良いものと悪いものを見分ける人のことなのです。
 
 そういうわけで、惑わされない自信がある方は彼の説教を聞いてみてください。
 
 ちなみにこの団体は、「天が地に侵入するとき」「王家の者として生きる」などの出版元でもあります。
 
オンファイヤー・ジャパン: