ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

キリストの価値

食卓を見てください。十二弟子がいます。マリヤとマルタ、そしてラザロとシモンがいます。そしてイエスがいます。みなテーブルに寄りかかって、互いに食べ物を分け合っています。

マリヤは手元に、封を切っていない香油のつぼを持っています。それはインド産のナルドで、とても高価です。

マリヤは香油の封を切ると、それをイエスの頭に注ぎます。まるでイエスは王様のようです。香油がイエスの体を伝って足にまで流れ落ちていくと、マリヤはイエスの足に香油を塗ります。その行為は、まるでマリヤが奴隷で、イエスが主人であるかのようです。

エスは、マリヤの行為は埋葬の準備だと言います。死体に香油を塗るように、イエスにも同じことをしていたのです。(当時は、死人を埋葬するとき、遺体に香油を塗っていました。香油の香りが遺体の腐敗臭を消すからでしょう。王が死んだ場合は、頭から香油を注いで埋葬の準備をしました。それと同じことを、マリヤはイエスにしたわけです。それはあたかも、イエスがもう間もなく彼らの元を去ることを、彼女が知っていたかのようでした。)

ナルドの香油は300デナリでした。1デナリは一日分の賃金ですから、300デナリは1年間分のサラリーということになります。300デナリの価値がみなさんにわかりやすいように、こんにちの貨幣価値に置き換えてみましょう。アメリカでの平均年収は、4万6000ドルです。ですからナルドの香油は、なんと460万円(1米ドル=100円の場合)です。

これはおそらく、マリヤが相続する分の遺産だったのではないでしょうか。ですからナルドの香油は、彼女にとって貯蓄であり、将来であり、老後のための資金でした。このことを覚えつつ、これから3つのことを考察したいと思います。