ベタニヤ~神が求める教会像~
最後のお勧めをしようと思います。 使徒の働き1章に、イエスの昇天に関する別の記事があります。イエスが天に昇ったのち一人の天使が、イエスは昇って行ったときと同じ方法で戻ってくると弟子たちに語っています。 ゼカリヤ14章の預言を見ることで、この…
出逢い その4 紀元30年5月 テキスト:ルカ24:50~53 ベタニヤには死がありました。また蘇えりがありました。そして今や、昇天が起こりました。 このお話では、イエス・キリストが天界に昇っていく場面について語ります。イエスはどこから昇天しま…
みなさんのために、例話を作ってみようと思います。マリヤがイエスに香油を注いだのは土曜日でしたが、その前日の金曜日に話を戻しましょう。 主がマリヤ、マルタ、ラザロ、そしてらい病人のシモンと共に座っています。イエスが言います。「親愛なる友たちよ…
マリヤがイエスに香油を注いだのは土曜日でした。翌朝(日曜日)、イエスはエルサレムの町に子ロバに乗って行きました。へりくだった王として入城したのです(マルコ11:1~10)。 その日の日没前に、イエスはエルサレムからベタニヤに戻り、そこで夜を…
3.ユダはマリヤの行動を浪費だと思った ユダの抗議を思い出してください。この箇所の並行記事によれば、他の弟子たちもユダと同じ反応をしました。彼らは何と言いましたか?「何のために、香油をこんなにむだにしたのか。」 「何のために、香油をこんなに…
2.つぼは砕け散った つぼが割られたとき、家の中は香油の香りでいっぱいになりました。よい香りが部屋を満たしたのです。ここには霊的な原則があります。器が砕かれると、よい香りが放たれるのです。 クリスチャンたちが主によって砕かれるとき、言い換え…
1.マリヤは主イエスに最高の価値があることを認めた マリヤは、主イエスにこの上ない価値があることを認めていました。そして彼女は、行いによってそれを証明したのです。マリヤは自分にとって一番大切なものを手に取ると、それをイエスに捧げました。一部…
食卓を見てください。十二弟子がいます。マリヤとマルタ、そしてラザロとシモンがいます。そしてイエスがいます。みなテーブルに寄りかかって、互いに食べ物を分け合っています。 マリヤは手元に、封を切っていない香油のつぼを持っています。それはインド産…
出逢い その3 紀元30年3月 テキスト:ヨハネ12:1~8 ここでは、類まれなるベタニヤの全体像を見ていきます。イエスに敬意を表して宴が催されます。イエスは主賓の位置に座っています。これこそ誉れある位置であり、最高位であり、中心にされている…
44節の主の命令に注目してください。「ほどいてやって、行かせなさい」「彼を自由にして、行かせなさい」「といてやって、行かせなさい」(英訳)。 これは一体何のことでしょうか? 束縛からの解放です。 墓の中のラザロことを考えてみてください。彼は死…
ベタニヤでは、私たちをこれでもかというほど待たせる神に出会います。この物語では、イエスは4日遅れで現れました。 教会の回復という働きに生涯を捧げて以来、私は、この4日間遅れで現れる神を、身をもって体験してきました。まさに今この瞬間、神の助け…
先へ進みましょう。ベタニヤで、危機的な出来事が起こりました。ラザロが死んでしまったのです。私は、この状況においても、イエスが主であることに感銘を受けます。この出来事は、完全にイエスの支配のもとで進行しています。イエスの側には、何一つ思い煩…
テキスト:ヨハネ11:1~44 上記の場面は、教会に対する主の願いであるベタニヤの意味をさらに掘り下げていきます。 ●愛と友情 この話の初めのところで、イエスがマルタとマリヤとラザロを「愛していた」ことがわかります。その愛は確かに感じられ、伝…
ベタニヤでは、私たちの気質、陥りやすい弱さ、また動機などが露呈されます。 このことを覚えてください。イエスは、マルタがしていた多くのことが悪いとは言っていません。単に、必要なことは一つだけだと指摘したにすぎません。 マルタに向かって、奉仕す…
普通この箇所は、表面的な奉仕に捕らわれている人と内なる礼拝に向いている人との比較という視点で解釈されます。 その見方からも得るものはあると思いますが、今日は別の方向から見てみたいと思います。 この箇所に関して、新鮮な見方をするために、歴的な…
物語に戻りましょう。マリヤが座っているのは、どこでしょうか。主の足元です。これこそ、弟子たる者の居場所です(使徒22:3)。主の足元でマリヤは何をしているのでしょう。主の言葉を聞いているのです。彼女のまなざしは、食い入るようにキリストに向…
イエスは、繰り返しこのように言っておられます。「わたしが遣わした者を受け入れる者は」と。 ベタニヤは、キリストが遣わしたすべての者を受け入れるところです。いいえ、キリストに属するすべての者を受け入れるところです。 一部の兄弟姉妹は受け入れて…
私は、このようなハウスチャーチに出会ったことがあります。主の説教の働きは受け入れるけれども、いやしの働きは受け入れない。祝福の働きは受け入れるけれども、苦しみを負う働きは受け入れない。つまり、キリストの復活の力は歓迎するけれども、キリスト…
「ベタニヤ」という翻訳文を掲載することにしました。 これは、フランク・ヴァイオラというアメリカのハウスチャーチ指導者の講演を文章化したものです。 真実な教会を建て上げたいと願うすべてのクリスチャンに有益と信じます。 翻訳とブログ掲載にあたって…