ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

マリヤの捧げ物 その2

2.つぼは砕け散った

つぼが割られたとき、家の中は香油の香りでいっぱいになりました。よい香りが部屋を満たしたのです。ここには霊的な原則があります。器が砕かれると、よい香りが放たれるのです。

クリスチャンたちが主によって砕かれるとき、言い換えると、私たちが自分を無駄にするとき(マルコ14:4「香油を・・・むだにした」)、キリストのいのちの香りが周囲の人々に届くのです。

この世において、主がやすらぐことのできる教会ほど尊いものはありません。それが実現するとき、キリストの臨在の香りが放たれます。そしてその集会を訪れる人々は、その香りを確かに感じ取るでしょう。

詩篇45篇に、主の着物は没薬(もつやく)やアロエの香りを放っていると書かれています。イエスが埋葬される前、ニコデモは没薬とアロエを主の遺体に塗りました。それでは、ニコデモはどれくらいの没薬とアロエを塗ったのでしょうか。

答えは、王の埋葬に使うのと同じ量、つまり100ポンド(約45キログラム)です(ヨハネ19:39、ニュー・アメリカン・スタンダード・バイブル)。この行いによってニコデモは、彼がイエスは王であると本当に信じていたことを証しています。

考えてみてください。主の遺体は45キロの香料で覆われていました。ですから二日後に主が死からよみがえったときは、いい匂いがしたということです!そしてその香りは、遠くまで漂ったかもしれません。

ポイント:よみがえりのキリストは、いい香りがします。復活の香りを放っているのです。

こんにち私たちは、物理的にキリストの匂いをかぐことはできません。しかし私たちとともにある主の臨在を霊的に感じることはできます。この臨在の香りは、主がそばにいてくださることのしるしなのです。

「家は香油のかおりでいっぱいになった。」ヨハネ12:3

パウロがこう書いています。「神に感謝します。神はいつでも、私たちを導いてキリストによる勝利の行列に加え、至る所で私たちを通して、キリストを知る知識のかおりを放ってくださいます。」競灰螢鵐硲押В隠