【ミニ投稿】320語で新約聖書の80%をカバー
ギリシャ語の学びの中で、励みになったことをお伝えします。
もちろん語形変化や動詞の活用なども覚える必要はありますが、320語知っていれば新約聖書の80%を原語で理解できる、というのは朗報ではないでしょうか!
ある講師が言うには、翻訳された聖書を読むのと原語で読むことの違いは、テレビをモノクロで見るのとフルカラーで見ることの違いに例えられるそうです。
●事例
たとえば、マルコ6章の五千人の給食ですが・・・
原典でこの部分を見ますと、「与える」という意味のディドミーが未完了過去形で使われています。
動詞の未完了は、繰り返し行われる動作を表現するときに使います。それの過去形がこの箇所に使われています。
ただ一度だけ手渡したのではなく、その動作を何度も繰り返したのです。
実際、新米標準訳(NASB)では、
He blessed the food and broke the loaves and He kept giving them to the disciples・・・
●おわりに
些細なことかもしれませんが、こういうことがわかると、聖書を読む楽しみが増えるのではないでしょうか。
この26単語を覚えるだけも、新約聖書の11%を理解できます。
英語よりもずっと楽だし、実利もあると思いませんか?
語学が得意の方は、聖書ギリシャ語に挑戦してみてはいかがでしょうか。
この26単語は、以下のビデオの16:30~で学べます(英語)。
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