ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

パラクレートスについて

 
ご質問をいただきましたのでお答えします。
 

παράκλητος/パラクレートス」はヨハネ1416などに登場する
 
助け主」(新改訳、口語訳)

弁護者」(新共同訳、岩波翻訳委員会訳)の原語です。



ギリシャ語辞典には、次のように書かれています。
 
3875 paráklētos (from 3844 /pará, "from close-beside" and 2564 /kaléō, "make a call") – properly, a legal advocate who makes the right judgment-call because close enough to the situation. 
 
paráklētos ("advocate, advisor-helper") is the regular term in NT times of an attorney (lawyer) –
 

ラクレートス(パラ「傍らの」+カレオー「呼び出す」)すなわち法的弁護人のことで、現場の状況に十分close(近しい)ため、正しいcall判定)ができる人のこと。

ラクレートスは、新約聖書時代に「弁護士」という意味で、一般的に使われていた言葉。
 
 
 

ちなみに、聖霊は「ἁγίου πνεύματος/ハギオウ・プニューマトス」です。
 
「ハギオス」(聖なる)+「プニューマ」(霊)
 

語順が逆転して、プニューマトス・ハギオウとなる場合もあります。
 
また、間に定冠詞が入ったりすることもあります。 

 
 
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