ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】「妨げの岩」の正体 1ペテロ2:8


 
「妨げの岩」に関するワードスタディーです。
 
 
妨げ=罠
 
1ペテロ2:8 
つまずきの石、妨げの岩。」なのです。彼らがつまずくのは、みことばに従わないからですが、またそうなるように定められていたのです
 
 
 上記の「妨げの岩」を調べたところ、
 
「妨げ」と訳されているスカンダロンという言葉は、
 
 英語のスキャンダル/scandalの語源であることがわかりました。
 
 
 しかし、スカンダロンの意味を見ると驚かされます。
 
 以下はその説明のコピペです。
 

1. the movable stick or trigger of a trap, a trap stick 
1. a trap, snare 
2. any impediment placed in the way and causing one to stumble or fall, (a stumbling block, occasion of stumbling) i.e. a rock which is a cause of stumbling 
3. fig. applied to Jesus Christ, whose person and career were so contrary to the expectations of the Jews concerning the Messiah, that they rejected him and by their obstinacy made shipwreck of their salvation 
 
セイヤーによる定義
 
1.罠の可動スティックまたは引き金のこと
 
1.罠
 
2.道に置かれた障害物で、人を躓かせ、転ばせるもの。
   (つまずきの石、躓きのきっかけ)すなわち、躓きの原因となる岩のこと。
 
  3.比ゆ的にイエス・キリストに適用される。イエスの人格と働きは、
    ユダヤ人のメシア観と余りにも矛盾していたため、彼らはイエスを否んだ。
    ユダヤ人の頑なさは、彼らの救いの妨げとなった。
    

 
 スカンダロンは次の箇所でも使われています。
 
ローマ9:33
「見よ。わたしは、シオンに、つまずきの石、妨げの岩を置く。彼に信頼する者は、失望させられることがない。」 
 
マタイ16:23 
「下がれ。サタン。あなたはわたしの邪魔をするものだ。あなたは神のことを思わないで、人のことを思っている。」
 
 
 
メシア=神が仕掛けた罠 
 
 このようにイエス・キリストは、ユダヤ人に対して神が仕掛けた「罠」でした。
 
 なぜ神がユダヤ人を罠に掛けたかというと、
 
彼らの捨てられること世界の和解になると、
 
 神は知っておられたからです(ローマ11:15)。
 
神は、すべての人をあわれもうとして、すべての人を不従順のうちに閉じ込められた
 
 のです(ローマ11:32)
 
 
 しかしユダヤ人への「罠」であるキリストは、
 
 私たちクリスチャンにとっては「神の力」であり、
 
「神の知恵」となりました。

 この恵みを感謝します。
 

1コリント1:23~24
しかし、私たちは十字架につけられたキリストを宣べ伝えるのです。ユダヤ人にとってはつまずき(スカンダロン)、異邦人にとっては愚かでしょうが、しかし、ユダヤ人であってもギリシヤ人であっても、召された者にとっては、キリストは神の力、神の知恵なのです
 
 
↓最後までお付き合いくださりがとうございます↓