ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】ペテロの再臨観がリアル 1ペテロ2:12


 
 一語でこの意味を表現できる日本語はありません、というお話です。
 
 
訪れ=審判
 
1ペテロ2:12
異邦人の中にあって、りっぱにふるまいなさい。そうすれば、彼らは、何かのことであなたがたを悪人呼ばわりしていても、あなたがたのそのりっぱな行ないを見て、おとずれの日に神をほめたたえるようになります
 
 
 この箇所の「おとずれの日」とはキリストの再臨のことです。
 
「おとずれ」と訳されている言葉はエピスコペという言葉で、
 
 次の箇所のブルーの部分と同じ言葉です。
 
 
使徒1:20 
実は詩篇には、こう書いてあるのです。『彼の住まいは荒れ果てよ、そこには住む者がいなくなれ。』また、『その職は、ほかの人に取らせよ。』
 
1テモテ3:1 
「人がもし監督の職につきたいと思うなら、それはすばらしい仕事を求めることである。」ということばは真実です
 
 
 ダビデさん、何かの間違いでは?
 
 意味が全然違うんですけど・・・
 
 そう思う方もいるかもしれませんので、ギリシャ語辞典をコピペします。
 
 
1. investigation, inspection, visitation 
1. that act by which God looks into and searches out the ways, deeds character, of men, in order to adjudge them their lot accordingly, whether joyous or sad 
2. oversight 
1. overseership, office, charge, the office of an elder 
2. the overseer or presiding officers of a Christian church 
Strong's Definition
From ; inspection (for relief); by implication superintendence; specifically the Christian “episcopate”: - the office of a “bishop”, bishoprick, visitation.
Mounce's Definition

coming, visitation, the coming of divine power for recompense; an office of responsibility and place of leadership referring to an office of apostle in Acts, and the office of overseer or bishop in the local church
 
セイヤーによる定義エピスコペ
 
1.調査、査察、訪問
 
 1.相応しい分け前を判断するために、神が人々の生き方や行いの特徴を調べる行為。
 喜ばしい結果もあれば、悲しいものもある。

 2監督

   1.監督の立場、職務、責務、長老の職務
 
   2.キリスト教会の監督者あるいは役員


 
 エピスコペは単なる訪問ではなく、あくまで判断を下すための訪問だということです。

 これを一語で訳出するのは、日本語では難しいかもしれません。
 


まとめ
 
「おとずれの日」というのは、「審判の日」「裁きの日」でもあります。
    
 次のようなイエスさまの言葉が思い起こされます。
 
 
人の子が、その栄光を帯びて、すべての御使いたちを伴って来るとき、人の子はその栄光の位に着きます。そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は・・・羊を自分の右に、山羊を左に置きます。・・・ こうして、この人たちは永遠の刑罰にはいり、正しい人たちは永遠のいのちにはいるのです。マタイ25:31~46
 

 
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