【超短編】善行ゆえの苦しみ=恵み 1ペテロ2:20
ちょっとした発見かな、と思える一語に関する記事です。
●善行ゆえの苦しみ=恵み
1ペテロ2:20
罪を犯したために打ちたたかれて、それを耐え忍んだからといって、何の誉れになるでしょう。けれども、善を行なっていて苦しみを受け、それを耐え忍ぶとしたら、それは、神に喜ばれることです。
この箇所で「喜ばれること」と訳されている言葉は、
そうです。
「恵み」を意味するカリスです。
ですからペテロは、
クリスチャンとして良いことを行ったにもかからわず苦しみを受けた場合、
それは「恵み」だと言っているのです。
ちなみに「恵み」の神学的な意味は、「受けるに値しない神からの好意」です。
●原文
ἀλλ’ εἰ ἀγαθοποιοῦντες καὶ πάσχοντες
しかし もし 善を行い そして 苦しんでいる
ὑπομενεῖτε, τοῦτο χάρις παρὰ θεῷ.
あなたが耐える これ 恵み の前で 神
●まとめ
クリスチャンとして筋を通したのに、痛い思いをする羽目になった!
そんな体験がある方は喜んでください。
その体験は、神の恵みだったのです!!!
というのは、あなたがたが過ちを犯して懲らしめられ、〔それに〕耐えているなら、なんの優れたことがあろうか。善を行なって苦しめられている時に、〔それに〕耐えているなら、これこそ神のもとでの恵みだからである。
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