ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】神を知るとはどういうこと? 2ペテロ1:2


 
 真の「知識」についてのワードスタディーです。
 
 
神とイエスを知るとは?
 
2ペテロ1:2 
神と私たちの主イエス知ることによって、恵みと平安が、あなたがたの上にますます豊かにされますように
 
 
 神やキリストを「知る」と言うとき、
 
 単に「知的な情報を持つ」という意味でないことは言うまでもありません。
 
 キリストや神に関する「知的な情報」を持つだけなら、無神論者にでも可能です。
 
 霊的な人格に対する知識/エピグノーシスは、体験的なものでなければなりません。
 
 
エピグノーシス(強調のエピ+グノーシス「直接の関係を通して得た知識」)
        すなわち「接触による知識」「直に体験して知ること  
 
 
 
エピグノーシスの一例
 
兄弟たち。私が心の望みとし、また彼らのために神に願い求めているのは、彼らの救われることです。私は、彼らが神に対して熱心であることをあかしします。しかし、その熱心は知識に基づくものではありませんローマ10:1~2
 
 
 パウロは、ユダヤ人は「神に対して熱心」だと言っています。
 
しかし、その熱心は知識(エピグノーシスに基づくもの」ではないというのです。
 
 言い換えれば、ユダヤ人が救われないのは、
 
 単に宗教を信じているだけ、あるいは知的に神について知っているだけで、
 
 神を体験的には知っていないからだということです。



エピグノーシスが使われているその他の箇所
 
2ペテロ1:3 
というのは、私たちをご自身の栄光と徳によってお召しになった方を私たちが知ったことによって、主イエスの、神としての御力は、いのちと敬虔に関するすべてのことを私たちに与えるからです
 
ローマ3:20 
なぜなら、律法を行なうことによっては、だれひとり神の前に義と認められないからです。律法によっては、かえって罪の意識が生じるのです
 
コロサイ3:10 
新しい人は、造り主のかたちに似せられてますます新しくされ、真の知識に至るのです
 

 
まとめ
 
 昔、イスラエルに行ったとき、
 
 ゴールドマンさんというユダヤ人のおじさんがガイドをしてくれました。
 
 休憩時間に彼と話をしたのですが、
 
 私がイエス・キリストの話をしたところ、
 
ユダヤ人はもともと神に近いから、新約聖書は必要ない」
 
 と誇ったように言い切りました。

 私は言葉を失い、それ以上、話をつづけることができませんでした。

 
 しかし、知識グノーシスは人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます
                                                          1コリント8:1
 
 
 この聖句によれば、
 
 ゴールドマンさんは神の選民であるにもかかわらず、
 
 神に関する不十分な知識(グノーシス)のゆえに、
 
 神に関する真の知識(エピグノーシス)を持っていなかったということです。
 
 
 異邦人である私たちが、ユダヤ人のメシアを先に知らされていることが、
 
 いかに恵みであるかがわかると思います。
 
 
このように、あとの者が先になり、先の者があとになるものですマタイ20:16 
 

 
↓最後までお付き合いくださりがとうございます↓