ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

【ミニ投稿】副産物 詩篇121:8


 2ペテロ11115を学んだ副産物が面白いので、記事にしてみました。
 
 
●2ペテロ111、15
 
2ペテロ1:11 
このようにあなたがたは、私たちの主であり救い主であるイエス・キリストの永遠の御国にはいる恵みを豊かに加えられるのです
 
2ペテロ1:15 
また、私の去った後に、あなたがたがいつでもこれらのことを思い起こせるよう、私は努めたいのです
 
 
 まずは2ペテロのほうを簡単に説明します。
 
「はいる」「去る」と訳されているのは、
 
 それぞれエイソドスとエクソドスという言葉です。

 
エイソドスエイス+ホドス=~の中へ+道) ⇒ 入ること、入場、入口 
 
エクソドス(エク+ホドス=~の中から+道) ⇒ 出ること、出発、出口、死
 
 
副産物
 
 エイソドスとエクソドスが、一度に両方使われている聖句があります。
 
詩篇121:8 七十人訳
主は、あなたを、行く(エイソドス)にも帰る(エクソドス)にも、今よりとこしえまでも守られる
 
参考サイト:七十人訳聖書(英語)

 
 さて、エイソドス=中に入る道、エクソドス=中から出る道なので、
 
 上記の詩篇に当てはめてみます。

 
主は、あなたを、行く(中に入る道)にも帰る(中から出る道)にも、今よりとこしえまでも守られる
 
 
 これではエイソドスとエクソドスが逆なのではないか? 
 
 と思われる方がいるのではないでしょうが(私はそう思いました)。
 

 以下は日本語の七十人訳詩篇121:8のコピペです。確かめてください。
 
 
主は 彼が確かに見守る その 入り道を あなたの  そして その出道を あなたの から その 今 そして 迄 その 永遠。 
 
引用サイト:七十人訳聖書
 
 
 
私の見解
 
 この矛盾のような問題を私なりに考えてみました。
 
 この詩篇都のぼりの歌エルサレムの神殿への巡礼のための詩篇)なので、
 

「行く」=エルサレム(神殿)「の中に入る道」(エイソドス)
 
「帰る」=エルサレム(神殿)「から出る道」(エクソドス)

 
 と考えれば筋が通ります。
 
 これを詩篇に当てはめてみます。

 
主は、あなたを、エルサレムに入る道でもエルサレムから出る道も、今よりとこしえまでも守られる
 
 
 いかがでしょうか。バッチリ意味が通ります!

 これが正しい考え方(解釈)なのかどうか、私なりに調べてみたのですが、
 
 答えは見つかりませんでした。
 
 もし誰か知っている方、調べてみて答えがわかった方は、ぜひ教えてください。
 
 私としては、正しい可能性が高いと思っているのですが、お約束はできません。
 
 
↓最後までお付き合いくださりがとうございます↓