ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

選ばれた人々に注がれる神の特別な愛 その2


 
 神は全人類を愛しておられます(ヨハネ316)。
 
 それゆえイエスは、信者の罪だけなく全人類の罪を贖うためにも、
 
 十字架にかかりました(1ヨハネ22)。
 
 しかし選ばれた人々に向けられた神の愛は特別なもので、
 
 神を信ぜず滅びて行く人々(選ばれていない人々)への愛とは異なっています。
 
 選ばれた人々の救いの中には、その特別な愛が表れています。
 
 この記事では次の箇所を調べ、特定の人々に向けられたイエスの救霊愛を確認します。
 
 
ヨハネ1512~14
わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわたしの戒めです。
人がその友のためにいのちを捨てるという、これよりも大きな愛はだれも持っていません。
わたしがあなたがたに命じることをあなたがたが行なうなら、あなたがたはわたしの友です。
 
 
「人がその友のためにいのちを捨てる」という部分は、
 
 言うまでもなく十字架の贖いを指しています。
 
 ここで注目したいのは、「その友ために」という部分です。
 
「友」とは、14節で述べられているとおり弟子たち(信者たち)を指しています。
 
 また、友のために死ぬことよりも「大きな愛ないという発言は、
 
 友の罪を贖うことの中には、より大きな価値があることを示唆しています。
 
 言い換えると、信者たち(神に選ばれた人々)のための贖罪には、
 
 信じない人々の贖罪と比べて、より大きな愛が注がれているということです。
 
 選ばれた人々の贖罪の動機となる愛ほど、大きな愛はない
 
 この箇所のイエスの言葉には、そのようなメッセージが表れています。

 
 同様のメッセージは、次の箇所でも語られています。
 
 
夫たちよ。キリストが教会を愛し、教会のためにご自身をささげられたように、あなたがたも、自分の妻を愛しなさい。エペソ5:25 
 
 
 妻に向けられた夫の愛が、他の女性に対する愛に優る特別なものであるように、
 
 選ばれた人々に向けられた主の愛も特別なのです。

 キリストはそのような特別な愛で教会を愛し、

 その罪の贖いのためにご自身を捧げました。


 このキリストの特別な愛が、友である信者の救いを確かなものとしたことは、
 
 次の箇所に読み取ることができます。
 
 
わたしを遣わした方のみこころは、わたしに与えてくださったすべての者を、わたしがひとりも失うことなく、ひとりひとりを終わりの日によみがえらせることです。ヨハネ6:39 
 
わたしは彼らに永遠のいのちを与えます。彼らは決して滅びることがなく、また、だれもわたしの手から彼らを奪い去るようなことはありません。ヨハネ10:28 
 
父よ。お願いします。あなたがわたしに下さったものをわたしのいる所(天国)にわたしといっしょにおらせてください。ヨハネ17:24

つづく