ダビデの日記

自分が学んだ聖書の教えに関するブログ

不信者の体も復活する マタイ10:28


マタイ10:28 
からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。
 
 
 イエスさまは、人間には「(人の)たましいを殺せない」と言っています。
 
 逆に言うと、

 救われているか否かに関わらず、人間の魂は永遠に生き続けるということです。
 
 そして不信者の場合、
 
 魂と体の両方が地獄(ゲヘナ)で滅ぼされることになると書かれています。
 
 言い換えると、不信者の体も終末に復活することが示唆されています。
 
 
「滅ぼす」と訳されているのはアポルミーという言葉です。
 
「殺す、破壊する、失う、滅ぼす」という意味の言葉で、
 
 聖書で使われる場合は永遠の滅びを含みます。

 
 生物学的な意味で「殺す」ことを意味するアポクテイノーとは、区別されています。
 
 この箇所の前半で、「殺す」と訳されているのがアポクテイノーです。
 

 言い換えると、
 
「魂と体の両方を滅ぼす」というのは、それらを消滅させるという意味ではなく、
 
 魂と体が永遠の救いを失うということです。
 
 それが具体的に起こるのは、次の場面においてです。
 
 
黙示録20:11~14
また私は、大きな白い御座と、そこに着座しておられる方を見た。地も天もその御前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
また私は、死んだ人々が、大きい者も、小さい者も御座の前に立っているのを見た。そして、数々の書物が開かれた。また、別の一つの書物も開かれたが、それは、いのちの書であった。死んだ人々は、これらの書物に書きしるされているところに従って、自分の行ないに応じてさばかれた。
海はその中にいる死者を出し、死もハデスも、その中にいる死者を出した。そして人々はおのおの自分の行ないに応じてさばかれた。
それから、死とハデスとは、火の池に投げ込まれた。これが第二の死である。
 
 
 この白い御座の裁きの際に、不信者の体も復活し、神の前に引き出されます。
 
 復活した体の具体的な特徴については書かれていませんが、
 
 救いを失っているのですから、栄光の体ではないことははっきりしています。
 
  
 マタイの箇所では、
 
 神が不信者の魂と体を「ともにゲヘナで滅ぼす」と書かれていました。

 黙示録では、ゲヘナは「火の池」と言い換えられています(黙2014)。
 
 マタイと黙示録を合わせて考えると、
 
「滅ぼす」というのは、永遠の刑罰に処すということになります。
 
 不信者の場合、魂も体も、地獄において永遠の刑罰に処せられるのです。
 
 
 非キリスト教徒の方々も、このブログを読んでおられると思います。
 
 皆様は聖書を信じないことに決めておられるのかもしれませんが、
 
 信じる側としてはぜひ考え直していただき、

 聖書とキリストを心から信じていただきたいと願います。