キリストは6日間の創造を信じていたのだろうか?
ごく簡単に説明すると、創世記1:1と1:2の間に長期的な時間的ギャップが存在するという学説です。
人によっては、その長期的な期間に、いわゆる進化が起きたと考えます。
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最近、当ブログで取り上げている神学者の方も、6日間の創造は信じておられないようです。
例えば短いところで、このように言っておられます。
神が世界をどのような方法で創造したのかについては、さまざまな可能性を考えることができますが…
引用元:科学と聖書(4)
「さまざまな可能性を考えることができます」と言った時点で、この方が創世記を字義通りに信じていないことは明らかです。
マルコ10:6・新共同訳
しかし、天地創造の初めから、神は人を男と女とにお造りになった。
これだけでもイエスさまが間隙説や古い地球説を信奉していなかったことは明らかですが、他にもそれを裏付ける箇所があります。
ルカ11:50~51・新共同訳
それは、アベルの血から、祭壇と聖所の間で殺されたゼカルヤの血にまで及ぶ。
そのモーセ五書の中に、次のような言葉があります。
出エジプト記20:11
それは主が六日のうちに、天と地と海、またそれらの中にいるすべてのものを造り、七日目に休まれたからである。
天と地が造られたのは、創世記1:1です。
ですからイエスさまは、創世記1:1を含めて、6日間で万物が創造されたと信じていたことになります。
●あとがき
古い地球説や間隙説は、いっけん知性的で賢明な信じ方に見えるかもしれません。
終わり