【ミニ投稿】慈しみ深く+役に立つ神 1ペテロ2:3
日本語では出せないギリシャ語の含みを分かち合います。
●役に立つ神
1ペテロ2:3
あなたがたはすでに、主がいつくしみ深い方であることを味わっているのです。
この「いつくしみ深い」という訳語は全然間違っていません。
ただこの言葉にはこれとは別の含みもあるので、
それを分かち合いたいと思います。
「役に立つ、柔和な、心地よい、親切な」という意味があります。
この言葉に関して、さらに調べてみました。
キリスト(ギ:クリストス)という言葉は馴染みが薄かったため、代わりにクレストスが使われた。両者の発音が類似していたからである(F.F.ブルース)。
奴隷の名前に使われていたということは、
クレストスという言葉には、「役に立つ」というニュアンスが強くあることを、
ペテロは十分認識していたはずです。
なぜペテロは、このような意味がある言葉を使ったのでしょうか?
●詩篇からの引用
主のすばらしさを味わい、これを見つめよ。幸いなことよ。彼に身を避ける者は。
つまりペテロは、
困ったときの避け所になる神 = 役に立つ神
ということを言いたかったのです。
ペテロにとって主なる神は、
生活の中で身を避けることができ、
実際に助けてくださる「役に立つ神」だったのです。
私たちも困ったときは、ぜひ主に身を避けましょう。
主は「役に立つ」神なのです!
↓最後までお付き合いくださりがとうございます↓